[2023]春のビオトープ清掃と水生植物
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朝晩はまだ寒さが残りますが、日中には日差しが強くなり暖かくなった3月の上旬、80cmと60cmのトロ舟のうち60cmのメダカたちは、晴れた日の日中になると餌を求めて動き回っています。しかし80cmの方は隙間に隠れてじっとしており、餌をやっても積極的に食べようとしません。
60cmのメダカたちの元気さとは明らかに違っています。

そこで少し早いかもしれませんが、1年に一回のトロ舟ビオトープの大掃除を行いました。
トロ舟に溜まった1年分の汚れを洗い流す
メダカの調子が悪い方のトロ舟には、10月に植え替えたスイレンの容器と、ウォーターバコパとアマゾンフロッグビットが根を張ったプランターが入っています。
メダカに元気がない原因はそのどちらかの赤玉土の中か、トロ舟に敷いてある大磯砂が原因だろうと推測して、そこはできるだけ触らずに中の生き物を取り出したいと思います。
バケツとポリタンクに飼育水を貯める
飼育専用に使っている18リットルのポリタンクと10リットルのバケツに飼育推移を取り出します。これも飼育専用に使用している灯油用の電動ポンプを使えば、あふれる前に自動で停止するので便利です。
最初に飼育水を取り出すのはトロ舟の中身をかき混ぜて、有毒物質が飼育水に混ざる前のきれいな水を取り出そうと考えてのことです。
隠れ家の植木鉢・水生植物のプランターを取り出す
理想はトロ舟の中を触る前に生き物をバケツに移したいのですが、トロ舟に物が入っていてる状態では捕まえることができません。プランターやスイレン容器の下に硫化水素が無いように祈りながら取り出しました。
もし硫化水素があったとしてもメダカは死ぬことがないのは経験済みだったので、思い切って取り出します。
幸いなことにプランターとスイレンの下はきれいで、生き物たちの様子に変化はありませんでした。
メダカ・ミナミヌマエビ・タニシをバケツに取り出す
バケツに生き物たちを移します。活躍するのはセリアで買った110円の網です。大・中・小ある内の大は幅20センチくらいあり、ミナミヌマエビを捕まえるのに役立っています。
魚と違いエビは底砂か水槽のどこかに捕まっているので、捕まっている面に網が沿うように、底引き網で根こそぎ捕まえるイメージでミナミヌマエビを捕まえました。
約80リットルの飼育水のトロ舟の生き物を10リットルのバケツに入れる場合の心配点は酸素不足です。
バケツに入れたまま他の作業もするので、もしエビが水面に上がってきた場合は、室内から電気を引っ張ってきてポンプで酸素供給をする用意はしておきました。
新規に1株のスイレンを植える

10月に植え替えを済ませているスイレンは追肥をするだけですが、今年はもう一株のメルカリで購入したスイレンも植えます。
スイレンの肥料はマグァンプKがあれば元肥も追肥も事足ります。しかし追肥の場合は赤玉土に穴を開けて肥料を入れなければならないので、若干の手間がかかります。
なのでカミハタのスイレン用スティック肥料を購入しようと考えたのは昨年の12月でした。そこから今年の2月の中旬まで大手の通販サイトでは品切れで販売しておらず、2月に在庫が合った時に一つ買ったのですが、追加で購入しようとしたところまた在庫が無くなっていました。
これからが売れどきなのにどうしたんでしょうね。
マグァンプKで追肥をするときは直径が1cm程度のパイプを差し込んで、パイプに漏斗で肥料を流し込んでいたのですが、スティック肥料は赤玉土の小粒なら簡単に指で差し込めました。
2ヶ月に1回の追肥が必要なので、スティック肥料の在庫の復活を願うばかりです。
ウォーターバコパを抜きウォーターマッシュルームを植える

昨年ウォーターバコパを植えたときのイメージは高く育つオモダカの下に低く緑が育ったら良いなと考えたのです、予定とは違って水中を横に伸びて、見た目が気に入りませんでした。
自分勝手だと思いますが、今年はウォーターマッシュルームを植えてみました。下手に地面に植えると、増えて大変なことになるらしいので管理には注意しようと思います。
その他にもナガバオモダカと八重オモダカを一緒に植えています。
底砂の大磯砂を洗う
最後に底砂の大磯砂を洗いますが、注意点はタニシを見逃さないことです。薬品を使って洗うわけではないのでタニシが死ぬことはないと思いますが、石と一緒に洗われてはタニシであっても気の毒に思います。
丁寧にタニシが残っていないかを再確認してから大磯砂を洗います。
洗い始めると硫黄の臭い匂いがします。トロ舟の底面を見ると一部が真っ黒になっています。ここに酸素が届かない場所ができてしまい、嫌気性バクテリアによって硫化水素が生成されてしまっています。生き物たちの調子が悪くなった原因はこれです。
すべてをもとに戻す
80リットルのトロ舟の多すぎる大磯砂を取り除いた後、1年分の汚れが溜まった大磯砂を丁寧に洗ってから、プランター類を戻します。30リットルの水道水を入れ、規定量のカルキ抜きを入れ、かき混ぜた後しばらくしてからポリタンクの飼育水を入れ、最後にバケツの飼育水と生き物たちをトロ舟に戻しました。
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60リットルの薄く大磯砂が敷いてあったトロ舟の底面はきれいでした。80リットルのトロ舟も同じように薄く敷いていたつもりが、手違いで大磯砂を入れすぎていました。
もしかすると、飼育水をグリーンウォーターにしないために余った大磯砂を入れてしまったのかもしれません。
植物が植えてあって、それが順調に育っている場合は、程度の問題がありますが、栄養が植物によって消費されます。その場合は硫化水素の発生の可能性も下がるのですが、トロ舟には何も植えていないので、硫化水素の発生がしやすくなってしまいます。
今年は根のないマツモを両方のトロ舟に入れました。
元気になったメダカを見ながら反省

きれいになったトロ舟ビオトープを見ていると、元気のなかったメダカが、元気に泳いでいました。
近くによると餌を求めて近づいてきます。少し餌をやってみると以前と違って元気に食べています。
それを見ながら、本当に申し訳ない気持ちで一杯になりました。今年は足し水だけではなくて、定期的に水換えを行おうと思います。
最後までお読みくださり、誠にありがとうございます。
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