「コチ」の塩焼きを炭火で焼く
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よく行くスーパーの魚屋は、スーパーと別の業者が入っているようで、その日の朝に卸売市場で仕入れてくるそうです。
新鮮で低価格の魚がたくさんあり、トロ舟1杯のアジが700円くらいだったり、大きなサザエが1つ100円で売られていたこともありました。
そのお店に、大きくはないのですが「コチ」という魚が売られていました。確か高級な部類の魚だったような気がしたのですが、塩焼きに向いているのか分からなかった私は、そっと売り場から離れ、スマホを取り出し調べたのでした。
すると、コチはふぐによく似た身で高級魚であり、刺し身でも塩焼きでも美味しくいただけるとわかったので、購入することとしました。30cm程度のコチが4匹で900円です。

折りたたみの火起こし器で炭に火をおこす
いつものようにオガ炭と岩手切炭を混ぜたものに火をおこします。岩手切炭の良いかをりと味わいとオガ炭の火の広がりやすさを考え、混ぜて使うようになりました。
火が広がりやすいと言うと、オガ炭の方が火が付きやすいと思いがちですが、ホームセンターで売っている数キロ数百円のマングローブ炭に比べると、圧倒的に火がつきにくいです。
オガ炭などの白炭は一部分に火がつくと、全体に広がりやすいのですが、岩手切炭などの黒炭はなかなか全体に火が回りません。混ぜることでオガ炭の火で岩手切炭に火をつけます。

今回の塩焼き用に使った上の画像の炭では足りておらず、最後の方は火力が下がってしまいました。炭の量を決めるのは難しく、多いに越したことはないのですが、多すぎても無駄が多くなってしまいます。
魚が大きいのと、気温が下がってきた事があって、炭から出た熱がU字溝に逃げているようでした。4匹の魚を2匹一緒に焼いたのですが、1回目は問題なく焼けて、2回目は火力が足りなくうちわで仰ぎ続けていました。
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画像はオガライトというオガ炭を炭化する前のおがくずを圧縮して固めたものです。左上が新しいもので右下が数回使用したものです。さすがに右下は役に立たなくなっていますが、数回使うと燃えて小さくなっているのがわかると思います。
オガライトを使う理由は着火剤に比べてオガライトは大きな炎が出るので、炭全体に火が回る時間が格段に短くなるのです。

オガライトに火がついている状態を上から撮った画像です。わかりにくいですが、端に見える炎はオガライトのものです。
着火剤に比べるとかなりのローコストのオガライトですが、おがくずを固めている性質から、とても湿気を持ちやすいです。バーナーで炙っったくらいでは火がつきません。画像のように着火剤を使い、着火剤の熱と、着火剤の炎によって火がついた消し炭の熱でオガライトが乾燥すると、突然に燃え始めます。
新鮮なコチの炭火塩焼きは最高の味

魚用の長い串がほしいと思いました。ダイソーの3本110円のステンレス製の焼き串は長さが30cmなので鮎程度の大きさの魚にはちょうど良いですが、しちりんにスペーサーを使うと、スペーサーの直径が30cmなので串が置けないのと、大きな魚には使えないのです。
今回は網を使って焼きました。予定していたほどの火力が出なかったので、火と魚の距離が開きすぎると魚が焼けません。そこで、U字溝に鉄の棒をおいて、その上に網をのせます。
網が熱を帯びたら、多めの塩をふったコチを焼き始めます。
焼き時間は焼き具合を確認しながら40分間焼きました。40分間焼かなければいけないというわけでなく、良い具合に焼き色が付けば、魚を返せば良いと思います。このくらいの時間で焼けば魚から水分が適度に抜けるので、味が凝縮されて魚の旨味が増したように感じられます。
魚を裏返すのは1回です。何度も返すと魚が網にくっついたりと良いことがありません。
じっくり焼いたコチを頂いた感想は、絶品の一言でした。刺し身にできるほどの鮮度の魚は、嫌な匂いやくせが全く無くて、魚本当の味を楽しませてくれます。コチという魚は確かにふぐに似ているようにも思いますが、ふぐの塩焼きを頂いた記憶が無いので確かなことは言えません。
岩手切炭の良い香りが魚の旨味をより一層引き出します。
最初は炭を扱うのに慣れなくて上手く行かないことがありますが、何回か試行錯誤を繰り返せば思うように扱えるようになります。ぜひ炭火焼きを楽しんでください。
最後までお読みくださり、誠にありがとうございます。
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このブログを書いている人

数多くあるブログの中で、このページをお読みくださりありがとうございます。このブログは、炭火で美味しいものを作ることを中心に、日々の趣味についてを文章にすることで、WordPressを使ってのWebページ作成を忘れないようにしています。熱帯魚の世話や野菜の栽培、Linuxについて興味のあることを、つたない文章で綴っています。兵庫県在住です。