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国内産富士オガ炭は鶏皮を焼いても炎が出ないオガ炭

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オガ炭を買おうと決め、最初は少量を試そうと思い、キャプテンスタッグ・オガ備長炭を2kg購入しました。

そのオガ炭がなくなる頃には少し知識が増えて下の投稿に書いたように椿備長炭を購入しようとしたのですが、あいにく品切れだったので、同じ会社が取り扱っている国内産 富士オガ炭を購入しました。

オガ炭

七輪で使う炭は何が良いのか「オガ炭」に決まるまで

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値段は海外産に比べて高いですが、炭は口に入るものなので安心できる日本産を選びました。

両者の違いの前に性質の共通点としては、火つけ時にパチパチと爆ぜない、匂いがない、煙がないと、オガ炭としての良いところが上げられます。

実際に使ってみた国内産富士オガ炭(以下富士オガ炭)とキャプテンスタッグ オガ備長炭(以下オガ備長炭)の違いを上げたいと思います。

火起こしの違いについて

火のつきやすい炭は燃え尽きるのが早く、着きにくい炭は長持ちするのはどの炭にも当てはまる性質だと思います。

5cmの長さに折った両者に火をつける場合、一つなら着火剤の量と火がつくまでの時間に大差はないように思います。

数が多くなった時に両者の違いが現れます。オガ備長炭は火が回る速度が速いので、炭から炭へ火が燃え移りますが、富士オガ炭では燃え移りにくいです。

なので火起こし器を使った場合でも、富士オガ炭は着火剤以外に割り箸などの炎が出て燃焼するものが必要になります。(灰が舞うのが気にならなければ新聞紙も使用できます。)

実際に国内産 富士オガ炭を使って七輪で火をおこす方法は下の投稿で紹介していますので、宜しければご覧ください。

炭を縦に入れる

七輪にぴったりの火起し達人 F-110を使って火起こしをする

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オガ備長炭だと小さい着火剤と火起こし器だけである程度の数の炭に火が着きますが、富士オガ炭はそうは行きません。

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性能が良い炭が使いやすい炭とは言い切れない

例えば、バーベキューを2時間程度することになった場合は、オガ備長炭を使いたいと思います。2時間は十分に火力が持ちますし、大量に炭に火がつけられるからです。さっと準備を終えてバーベキューを始めるためにも火のつきやすさは重要なポイントとなります。

あまりにも火がつけにくい炭をキャンプに持っていくと、炭おこしに時間がかかりすぎたり、最悪は火がつかない恐れもあります。使いやすさと性能の良さを別に考えて、最適な炭を選ぶ必要がありそうです。

七輪などのの少量の炭で調理する場合は下の理由で富士オガ炭を使いたいです。

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炭が出す灰の量によって何が変わってくるのか

灰の出る量は両者でだいぶ違いました。富士オガ炭は少なく、オガ備長炭は多かったです。

オガ炭の灰は炭の表面にとどまってしまいます、下に落ちてくれたらありがたいのですがそうは行きません。とどまった灰は炭からでる熱を遮断してしまいます。

時間がったて炭の表面にたまった灰を払わないと、火力が下がってしまいます。富士オガ炭などの国内産オガ炭は総じて灰が少ないそうなので、火力の低下を気にすること無く使用できます。

なぜ灰の量に違いがあるのかを調べましたが、一つの要因として接着剤の使用があるようです。オガ炭を焼く前のオガライトを成形する際に国産だと圧力だけでのところを、海外産は接着剤を使用している場合があるとのことです。

海外産はすべて接着剤が入っているかというとそうでもなくて、日本のメーカーがー技術指導を行っている工場では接着剤の使用をしていないところもあるようです。

オガ炭
国内産 富士オガ炭

食材から落ちた油が燃えて炎にならない

国内産 富士オガ炭で気づいたのが食材の油で炎が出ないという点でした、出にくいのではなく全く出ません。

私は鳥の皮を焼く時に下準備で茹でません。茹でてないものを炭で焼いたほうが、茹でたものより美味しく感じるからです。下茹でしていない鶏皮は油の塊なので、焼くと結構な量の油が落ちます。

キャプテンスタッグ オガ備長炭で鶏皮や鶏もも肉を焼くと落ちた油で炎が立ちます。その炎のすすで食材が真っ黒になります。宮崎地鶏焼きが黒くなっているのは、炎が出やすい炭に鶏の油を入れて炎を使って焼いているのをこの時に知りました。

富士オガ炭では鶏皮、鶏もも、豚バラを焼いても煙だけで炎は出ません、なので黒くなりません。黒くなっても味がおかしくはならないので、どちらでも良いようにも思いますが、炭の性質には違いがあります。

料理の素人にとっては黒くならずに焼け具合が目で確認できるのは大変ありがたいです。プロの扱うような新鮮な食材は手に入らないので加熱の程度は目で確認したいものです。

最後に

上で申し上げたように炭は一長一短で、良い面もあれば悪い面もあるので、自分にあった使いやすい炭を探す必要があります。炭を使う場所や、量、時間によって選び方が変わってきます。

はじめは簡単に火がつくというレビューのある炭を選び、そこから自分に合った炭を探すのも良いかもしません。

また、燃料としてではなくて、口に入る物であることも考えなければいけません。安全で自分にあった性質を持った炭を、予算内で探すのも炭火を楽しむ内に含まれるのではないでしょうか。

最後までお読みくださり、誠にありがとうございます。

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管理者 ほんだ

数多くあるブログの中で、このページをお読みくださりありがとうございます。このブログは、炭火で美味しいものを作ることを中心に、日々の趣味についてを文章にすることで、WordPressを使ってのWebページ作成を忘れないようにしています。熱帯魚の世話や野菜の栽培、Linuxについて興味のあることを、つたない文章で綴っています。兵庫県在住です。