七輪を使って家庭で焼き鳥の「ハツ」を焼く
※このページにはプロモーションが含まれています。
七輪を購入するときに挑戦したい調理の筆頭が焼き鳥でした。焼き鳥と言ってもいろいろの鶏の部位があって、たれと塩の違いもあるので多くの種類があります。
職人さんが焼く焼き鳥の足元にも及びませんが、炭火で焼く焼く焼き鳥は格別の美味しさでした。手間はかかりますが、タレも自分で作ればとてもローコストで焼き立ての焼き鳥が楽しめます。
今回はスーパーで買えるハツ(鶏の心臓)を使って焼き鳥を七輪で焼いてみました。

スーパーで買えるハツの種類
私がスーパーを探して見つけたハツには2種類ありました。1つはハツだけパックに入ったもの。もう1つはハツとキモ(鶏の肝臓)がつながってパックに入ったものでした。
ハツとキモがつながったものがとても安かったので、ためしに1パック購入しました。
Amazon セールとイベント
冬の味覚ポイント高還元カニ特集 【期間限定】ダブルポイント祭り各部位に切り分けます
ハツとキモを切り分けます。下の写真の白線の箇所に包丁を入れます。

キモは大きく2つの部分に分かれるのでその間(下の写真の白線)で切り分けます。白線の箇所には白い筋があるのでこの時に取り除きました。
2つに切り分けた大きい方を3つに切り分け、小さい方を2つに切り分けます。
キモはこれで串にさすだけとなります。

キモと切り分けたハツの部分をハツとハツモトに切り分けます。家庭では切り分けずに串に挿しても良いと思いますが、初めて作ってみたのでお手本通りに切り分けました。
下の写真は取り除いたあとですが、ハツに包丁を入れて開くと血液が残っています。ここで水で洗ってきれいにしたいところですが、水は使わずに包丁で取り除くか、キッチンペーパーで拭き取ることをおすすめします。
水で洗うと鶏肉が水を吸って大きく膨らんで、食感も変化してしまいます。唐揚げなどを作る時には、水分を含ませてジューシーな仕上がりにすることがあります。
焼き鳥の場合はジューシーというよりは水っぽくなってしまうので水で洗うことはお勧めしません。
取り除くのは手間がかかりますが、自分が食べるものですからがんばれます。
水で洗うと食材が水を含んで食感が変わります。水っぽくなってしまうので注意してください。

ハツとキモを串にさす
キモを串にさすときに注意したことは、キモはとても柔らかいので直線的にさすのではなく皮をさすときのように、くねくねと波打たせるとしっかり刺さるようです。
ハツはハツモトと一緒に指しました。竹串を使う時に下の写真のように露出させると、竹串が燃えてしまうので注意が必要です。
ステンレスの串だと燃える心配は無いのですが、串から熱が伝わって中から鶏に火が入るのでプロは竹串を使うそうです。
私の場合はどの付く素人なので、ステンレスの串をしばらく使おうと思います。


ハツとキモをたれで焼く
七輪に火を起こして網をよく焼いてからハツを焼いていきます。
焼き鳥を焼くのに最適な炭は備長炭ではないかと思います。火力が強くて鶏の油が炭に落ちても炎が出ないからです。
炭から炎が出ると焼き鳥が黒くなります。黒くなった焼き鳥を食べても苦くなったりはしませんが、素人目には焼き具合が分からなくなってしまいます。
皮やもも肉などの油が多い部位では炎が上がり続けて、真っ黒になります。宮崎の地鶏の炭火焼きが真っ黒なのは炎が出やすい炭が理由です。
ただし備長炭はとても値段が高いです。なので備長炭に近い性質の良質なオガ炭がお勧めです。オガ炭の選び方は下の投稿をご覧ください。

七輪で使う炭は何が良いのか「オガ炭」に決まるまで
6割ほど焼けたら両面にタレを刷毛で塗ってしばらく焼きます。6割がどのくらいかは正直良くわかりませんが表面に焼き色が付き始めた頃かなと思っています。

タレは自家製で作ってもかなり良いものができます。作り方は下の投稿で紹介しています。市販の焼き鳥のタレでも良いと思います

家庭でできる本格的な焼鳥の継ぎ足しタレ
もう少しで焼き上がるかなと思ったら、もう一度両面に刷毛でタレを塗ってから少し焼いて出来上がりです。

インターネットで調べると、あまり焼きすぎると良くないとプロの方は書かれていましたが、素人がスーパーで買った食材はプロが使う食材と鮮度が比べ物にならないので、なれないうちはしっかり焼くほうが良いと思いました。
冷めても美味しくいただけますが、焼き立ての熱々は格別です。七輪の少ない弱点の一つは、一度に焼ける量が少ないことですが、慣れると短時間で焼けるようになると思います。または、焼き面積の広い七輪サイズのコンロを使用しても良いと思います。私も水を入れて使えるコンロと使い分けています。使ってみた感想は下の投稿で紹介しています。

丸洗いできる七輪型コンロを探しました 炭焼き名人レビュー
コロナ禍で美味しいものを食べに行けないときは、自分で作るのも良いと思います。
最後までお読みくださり、誠にありがとうございます。
週間アクセスランキング
このブログを書いている人

数多くあるブログの中で、このページをお読みくださりありがとうございます。このブログは、炭火で美味しいものを作ることを中心に、日々の趣味についてを文章にすることで、WordPressを使ってのWebページ作成を忘れないようにしています。熱帯魚の世話や野菜の栽培、Linuxについて興味のあることを、つたない文章で綴っています。兵庫県在住です。