Windows10のサポート終了|Linuxへ移行はできるのか?難しいのか?
家で使うパソコンのOSをWindowsからLinuxに変えてから数年が経ちました。
最近読んだニュースに、Windows 11はOSが広告を表示するようになった、というものがありました。マイクロソフト社のサービスを勧める広告らしいのですが、OSが無料ならまだしも、有料のWindowsではいかがなものかと感じます。個人的にはWindows 7が使っていて違和感のないOSでした。日本語のフォントが綺麗ではなかったり、不要なフォントが削除できない点など不満がなかった訳では無いのですが、安定していて設定画面も混乱していませんでした。
Windows 8は使わずに10に変更した頃から、余計なアプリが削除できない、設定が複数ヶ所ある、クリックした時に遅延を感じるようになり、Linuxへの移行を考えるようになりました。ただし、クリックしたときの遅延に関してはこちらの環境が原因の可能性も十分にあります。2025年において、日常使いのOSをLinuxに変更した場合の良い所と悪い所を考えます。。
Windowsの良いところ
まず初めに、ほとんどの方はWindowsかMacOSのどちらかをお使いだと思います。パソコンを購入したときにインストールされているOSはこの2つのどちらかです。2025年の世界でのOSのシェアは大まかにWindowsが70%、MacOSが15%、Linuxが4%だそうです。ほとんどの人はWindowsを使用していると言って良いでしょう。
・Windowsは情報が豊富
操作が分からない時には調べればすぐ見つかります。日本語での解説が豊富にあるので調べ方によるかもしれませんが、困ることはないと思います。
・古いバージョンとの互換性が高い
MacOSはバージョンが9から10に上がる際に古いOSとの互換性がなくなりました。9で動いていたアプリケーションが10では動かなくなりました。Windowsでは100%ではないものの、古いアプリケーションが動く場合が多いです。業務で使われている場合、OSのバージョンが上がった時に互換性をできるだけ保つ必要がある為だと思います。
・Windowsは何でもできる
シェアが圧倒的に多いために有料・無料を問わず、Windowsに対応しているアプリケーションがほとんどです。事務アプリ・ゲーム・その他はWindows用が必ず存在すると言って良いでしょう。
Linuxの良くない所とできないこと
自分でLinuxを使っているのにLinuxはWindowsより良いOSだと言い切れない理由を述べます。
・Windows用アプリケーションは動かない
Linuxへの移行で最も大きな障害は同じアプリケーションが使えない場合がある点です。ブラウザやメーラーは同じアプリが存在しますが、オフィスやAdobeは完全に別になります。ただLinux用のアプリは無料なので、移行できればOSとアプリにコストが不要になります。
・情報が少ない
不具合があったり使い方が分からない場合の情報が少ないです。日本語ではほぼ無く、英語のサイトで調べる必要があります。不具合の場合はそのディストリビューションの掲示板を調べると解決方法が見つかりますが、自動翻訳が優秀になり英語も自然な日本語に変換ができるとはいえ、そこまでしてOSを使う理由があるのか疑問があるところです。
・種類が多すぎて選べない
Linuxに慣れてくるとディストリビューションの特徴が理解できますが、最初に何を使えば自分にとって良いのかを判断しにくいです。今なら、初めのLinuxは何が良いか聞かれたらUbuntuかLinux Mintと答えますが、Linuxへ移行した当初はいくつものディストリービューションを使用しました。
Linuxの良い所とできること
ではなぜLinuxを使っているかというと、CPUを買い換えないとWindows 11が動かないのが理由の一つでした。無理やりインストールができた事や、その方法も調べれば分かったのですが、そこまでしなくてもLinuxを使えば良いと考えました。
メーカー製のパソコンを購入すればApple社以外はWindowsがインストールされていますが、私のように自分で組み立てる場合はOSを別に買う必要があり、無料で済ませられるのであればそれに越したことは有りません。
・Linuxはフォントが綺麗で操作感が良い
Windowsもバージョンが上がるに連れて2バイトのフォントの描写は綺麗になっています。98時代は点々の集合体でしたので、それに比べれば良くなっています。Linuxのフォントは2バイトのものでも綺麗でなめらかに描写されます。たまに見るWindowsの文字は細くてボケて見えますが、Linuxははっきりと描写されます。
パソコンの性能に依存する部分もありますが、Linuxは操作の反応が早いです。フォルダを開いたりブラウザを立ち上げるラグが無いので操作感が良いです。
・Linuxはすべてが無料
Windowsの有料アプリケーションほど高性能ではないかもしれませんが、これが無料で良いの?と思える性能のアプリケーションが揃っています。
Linuxへの移行が可能か試す方法
現在の環境はそのまま残し、新たにLinuxをインストールします。方法は安価なSSDを用意し、パソコンに接続しそこにLinuxをインストールします。ここで注意が必要です。Windowsの起動ドライブとLinuxの起動SSDは同時に接続せずに、どちらか片方だけを接続してください。慣れてない方にはデュアルブートはおすすめしません。OSのアップデートでどちらかが起動できなくなる可能性が高いです。手間がかかりますが、電源を落としてSSDを接続し直してWindowsとLinuxをそれぞれを単独に接続します。
Windowsがインストールされている起動ディスクはそのままの状態に保存します。空き容量にパーティションを作り、そこにLinuxをインストールしたりせずに元のまま残せば、Linuxが使えないと分かればすぐに元に戻せます。
WindowsとLinuxをデュアルブートすると時計がずれます。それを直す事はできますが、デュアルブートはせずに別々の起動ディスクを同時に接続せずに使うことを強く推奨します。
Linuxに移行は慎重に
プリンターなどの外部機器が動かない場合はドライバがメーカーのWebページに存在している可能性がありますが、基本的にLinuxのドライバはカーネルに含まれているので、ほとんどの機器は接続するだけで使えます。接続しても認識しない場合は別途にドライバをインストールできる場合もありますが知識が必要になります。接続機器の多い方はLinuxをインストールしただけで、すべての機器が思うように動作するかを確認してください
WindowsからLinuxへの移行は簡単にできるとは言いきれませんが、上手く行けば無料でオープンソースのクリアな環境が維持できます。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。

