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Windowsに変えてLinuxを使えるのか[2023]

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  1. Windowsの良いところ
  2. Linuxの良くない所とできないこと
  3. Linuxの良い所とできること
  4. Linuxだけを使って困ることを考える
  5. Linuxで可能なこと
  6. 最後に

家で使うパソコンのOSをWindowsからLinuxに変えてから数年が経ちました。

最近読んだニュースのなかに、Windows 11はOSが広告を表示するようになったというものがありました。広告と言ってもマイクロソフト社のサービスを勧めるものらしいのですが、OSが無料ならまだしも有料のWindowsだといかがなものかと感じます。

個人的にはWindows 7が使っていて違和感のないOSでした。日本語のフォントが綺麗ではなかったり、不要なフォントが削除できない点など不満がなかった訳では無いのですが。

Windows 8は使わずに10に変更した頃から、余計なアプリが削除できない、設定が複数ヶ所ある、クリックした時に遅延を感じるようになってLinuxへの移行を考えるようになりました。ただし、クリックしたときの遅延に関してはこちらの環境が原因の可能性も十分にあります。

2023年において、日常使いのOSをLinuxに変更した場合の良い所と悪いところを取り上げたいと思います。

Windowsの良いところ

まず初めに、ほとんどの方はWindowsかMacOSのどちらかをお使いだと思います。パソコンを購入したときにインストールされているOSはこの2つのどちらかだと思います。

2023年の世界でのOSのシェアは大まかにWindowsが75%、MacOSが15%、Linuxが3%だそうです。ほとんどの人はWindowsを使用していると言って良いでしょう。

・Windowsは情報が豊富

操作のわからない事柄は調べればすぐ見つかります。日本語での解説が豊富にあるので調べ方によるかもしれませんが、困ることはないと思います。

・古いバージョンとの互換性が高い

MacOSはバージョンが9から10に上がる際に古いOSとの互換性がなくなりました。9で動いていたアプリケーションが10では動かなくなったのです。

Windowsでは100%ではないものの古いアプリケーションが動く場合があります。業務で使われている場合、OSのバージョンが1つ変わった時に互換性をできるだけ保つ必要があるせいだと思います。

・Windowsは何でもできる

シェアが圧倒的に多いために有料・無料を問わず、Windowsに対応しているアプリケーションがほとんどです。事務アプリ・ゲーム・その他Windowsだからできないという事はないと思います。

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Linuxの良くない所とできないこと

自分でLinuxを使っているのにLinuxはWindowsより良いOSだと言い切れない理由を述べます。

・情報が少ない

不具合があったり使い方がわからない場合の情報が圧倒的に少ないです。日本語ではほぼ無くて、英語のサイトで調べる必要があります。不具合の場合はそのディストリビューションの掲示板を調べると解決方法が見つかりますが、自動翻訳が優秀になり英語も自然な日本語に変換ができるとはいえ、そこまでしてOSを使う理由があるのか疑問があるところです。

・種類が多すぎて選びようがない

Linuxに慣れてくるとこのディストリビューションはアレの兄弟だとか、孫だとか大きな分類がわかって特徴なども理解ができるのですが、最初に何を使えば自分にとって良いのか非常にわかりにくいです。

今なら、初めのLinuxは何が良いか聞かれたらUbuntuかLinux Mintと答えますが、私の場合は仮想環境にいくつものLinuxをインストールしてLinux Mintに決めました。

Windowsを使えば何でもできると上で述べましたが、何でもできるのに仮想環境に何種類ものOSをインストールして自分にあったものを探すのは無駄な労力ではないかと考えるのです。

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Linuxの良い所とできること

ではなぜLinuxを使っているかというと、CPUを買い換えないとWindows 11が動かないのが理由の一つです。無理やりインストールができることや、そのやり方も調べればすぐ分かったのですが、そこまでしなくてもLinuxを使えば良いと思いました。

メーカー製のパソコンを購入すればApple社以外はWindowsがインストールされているのですが、私のように自分で組み立てる場合はOSを別に買う必要があり、無料で済ませられるのであればそれに越したことは有りません。

・Linuxは音が良くフォントが綺麗

Windowsもバージョンが上がるに連れて2バイトのフォントの描写は綺麗になっていると思います。98時代のものは点々の集合体でしたから。Linuxのフォントは2バイトのものでも綺麗でなめらかに描写されます。

最近はあまり聴かなくなってしまいましたが、音楽も音質にこだわるならLinuxの使用をお勧めします。USB DACを使ってスピーカーやヘッドフォンから出力された音は、OSが違うと音がここまで変わるのかと驚いたものでした。

・Linuxはすべてが無料

Windowsの有料アプリケーションほど高性能ではないけれど、これが無料で良いの?と思わせられる性能のアプリケーションが揃っています。

Linuxだけを使って困ることを考える

まずはゲーム、SteamだとLinuxに移植されているゲームも多数あるので、選ばなければゲームを楽しむことはできます。しかしWindowsと同じとは行かないのも事実ですので、パソコンでゲームをするならWindowsは必須です。

Microsoft OfficeはOffice 365のWeb版を使えば個人の非商用目的だと使えそうですが、利用規約をよく読んでも複雑なのでここで断言するのは控えます。Chromeブラウザを使えばGoogle社のサービスが利用できるので、現在はOfficeがどうしても必要とされる時代ではないのかもしれません。LinuxでChromeは使えるのでこの点は問題がありません。

Adobe Creative CloudもLinuxでネイティブには動かないようです。その他のWindows専用アプリケーションも、当たり前ですがLinuxでは動かすことができません。

Linuxで可能なこと

OSに関係なくブラウザでできることはLinuxでも同じように行えます。Google社のサービスだけでなく他の動画サイトや、過去にはInternet Explorerに限定されていた銀行取引も現在では問題なく利用できます。

簡単な画像の加工はGIMP(GNU Image Manipulation Program)を使い、プログラムはCode – OSS(Microsoft社のVisual Studio CodeからMicrosoft社への匿名の利用状況データの通信機能を除いたもの)を使っています。また、Visual Studio CodeやEdgeなどのMicrosoft社のアプリケーションも使えるようになっています。

FTPサーバへのアップロードはFileZilla、ブラウザはFirefoxとBrave、音楽再生はAudaciousとすべて無料のアプリケーションです。

最後に

WindowsからLinuxに変えると良いという強い理由は2023年になっても見つかりません。強いて言うならOSのアップデートに伴ってハードウェアの買い替えを強いられることがない点です。Windows 10のサポートが2025年10月までなので、それ以降にそのパソコンをLinuxに変えると安全に使い続けることができます。

最後までお読みくださり、誠にありがとうございます。

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管理者 ほんだ

数多くあるブログの中で、このページをお読みくださりありがとうございます。このブログは、炭火で美味しいものを作ることを中心に、日々の趣味についてを文章にすることで、WordPressを使ってのWebページ作成を忘れないようにしています。熱帯魚の世話や野菜の栽培、Linuxについて興味のあることを、つたない文章で綴っています。兵庫県在住です。

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