一万円で買えるコスパ最強!ASR高評価デジタルアンプ徹底解説
近年の音質の向上したデジタルアンプなら低価格であってもノイズを感じたりすることなく、概ね良好な音質で音楽を楽しむことができるようになりました。デジタルアンプを探すと同じ部品を使っている商品が多く、製造メーカーも増え、技術の進歩もあって評価も高くなっているので、実際に音を鳴らさずに商品を選ぶのが難しくなったように思います。
そこで、国内の評価が高い製品を選び、国外の評価も加味して製品のスペックと共に書き出しました。国外の評価はAudio Science Review(以下ASR)のものを紹介しています。このサイトの評価は価格は考慮されておらず絶対的なものなので、低価格の製品には厳しい評価がされるようです。しかし、厳しい評価だとしても全く価値が無いわけではありません。音の良し悪しは人によって変わるものなので、一つの目安だとお考えください。

S.M.S.L A100
DACの評価が高いS.M.S.LのA100というアンプです。
- 40W+40W(8Ω)
- 入力:RCA Bluetooth USB
- 出力:スピーカー サブウーファー
- デジタルアンプIC:MA12070
他のアンプに比べると出力が小さいように思えますが、日本の住宅状況では左右合わせて10Wの出力があれば足りると言われています。10Wの出力で音楽を再生すればうるさくて逃げ出したくなるほどの音量になるので、国内メーカーのアンプでは左右あわせて50Wくらいのものが多く存在し、10W程度のアンプもあります。中華アンプも測定をすると公称ほどの数値にならない製品がほとんどです。
アメリカなどの家庭では大出力が求められているのか、大出力をうたう製品が売れやすいようです。大きな出力のACアダプターは待機電力が大きくなります。私の使っているアンプは片側のACアダプターだけで48/A5Vという意味がわからないほど大きなもので、置き場所に困るほどです。
S.M.S.L A100の特徴は入力方法が豊富な点です。DACからの入力だけではなく、USB DACを内蔵しているのでPCとの接続で利用可能です。Bluetooth入力も備えていますが高音質コーデックには対応していません。
SMSL A100 Review (Stereo Amplifier) - Audio Science Review
| 1.Poor | 2.Not terrible | 3.Fine | 4. Great |
| 19.3% | 53.6% | 25.5% | 1.6% |
ASRでは2.Not terrible(ひどくない)が半数を超えている評価です。1.Poor(芳しくない)より3.Fine(良い)多いのでそこまでの悪い評価ではありません。出力が小さいアンプはそれだけで悪い評価になることがあるので、大出力を必要にしない場合はその評価は割り引いて考える必要があります。Amazonでの評価をみれば分かるように、実際に購入した方は「正常に動作した場合は」良い評価を与えているようです。
大手のメーカーは初期不良やメーカー保証内に故障した場合は対応してくれるので、正常に動作した評価を見て製品選びをすれば良いかと思います。
AIYIMA A07 MAX
最近流行りのTI TPA3255を使ったデジタルアンプです。特徴は3.5mm端子のAUX出力があることです。この端子を利用してサブウーファーの接続が可能になります。最近のサブウーファーには3.5mmからRCAに変換するケーブルが同梱されている製品もあるので、そういったサブウーファーならケーブルを別途に用意することなくサブウーファーの利用ができます。
- 94W+94W(8Ω)
- 入力:RCA
- 出力:スピーカー 3.5 mm AUX
- デジタルアンプIC:TPA3255
- オペアンプ:NE5532P(交換可)
- 2chと1chを切り替え可能
- 18ヶ月保証
標準のACアダプターでは「94W+94W(8Ω)」だそうです。実際はこの数値よりも小さいでしょうが、そうであっても日本の家屋で使うには十分な出力です。
1台でステレオ再生する通常の使い方と2台でステレオ再生するモードをスイッチで切り替えられます。2台使えば、商品紹介ページにある「300W+300Wステレオモード」が可能になります。それには別売りのより強力なACアダプターが必要です。
Aiyima A07 Max Amplifier Review - Audio Science Review
| 1.Poor | 2.Not terrible | 3.Fine | 4. Great |
| 12.7% | 43.1% | 33.2% | 11.0% |
2.Not terrible(ひどくない)が最も多く、3.Fine(良い)が続きます。2と3で半数を大きく超えているので価格の割には良い評価と言えるでしょう。Amazonでの評価も高く、購入した方は良い印象を持たれているようです。保証が長いので製品には自信があるのでしょう。
Fosi Audio V3
別の機種になりますが、私も愛用しているメーカーのFosi Audio V3というアンプです。3.5mmの出力がありますが、音量固定のプリアウトになります。サブウーファーをつなぐことは可能ですが、アンプのボリュームと連動していないので、別々に音量を変える必要が生じます。
- 94W+94W(8Ω)
- 入力:RCA
- 出力:スピーカー 3.5 mmプリアウト
- デジタルアンプIC:TPA3255
- オペアンプ:NE5532P(交換可)
- 24 か月保証
アンプICはTPA3255、オペアンプがNE5532Pと近年の王道の組み合わせですが、価格の割に音質が良いと評判のアンプです。300Wx2と商品説明にありますが、こちらも別売りのACアダプターが必要です。
Fosi Audio V3 Amplifier Review - Audio Science Review
| 1.Poor | 2.Not terrible | 3.Fine | 4. Great |
| 2.0% | 8.8% | 47.0% | 42.2% |
3.Fine(良い)と4.Great(すばらしい)を合わせて約90%とこの価格帯では飛び抜けた評価です。このアンプとDACのS.M.S.L SU-1を組み合わせればローコストでかなり良い音が鳴らせるとの評判です。2年間の保証期間は他と比べてると長いと言えるでしょう。ASRでも初期不良の製品に対してFosiがすぐに交換用の基盤を送ってくれたと評価する方がいました。
同じメーカのV3 Monoというアンプを使っていますがTPA3255とNE5532Pという部品が全く同じなのですが、音を聴いた感想は中低音がしっかりしていて高音が物足りないというものでした、そこでオペアンプをOPA1612に交換したところ、高音の鳴りが強くなり解像度も増したように聞こえました。オペアンプで音は変わらないと言う意見もあるで、音の変化に関して強くは言えませんが交換リストに含まれていないOPA1612も使えるよというお話としてお読みください。
評価だけを見ればFosi Audio V3一択と言えるでしょうが、現状の環境に合わせたりすると求めるものが変わってくるものです。オーディオ機器は買うまでが楽しいのですが、よりご自分にあった機器をお探しください。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。



