Fosi Audio V3 Monoのオペアンプ交換OPA1612で音質は改善するのか
自分好みの音が聴けるように、オーディオ環境の変を楽しんでいます。
ヘッドフォン出力はDACのSMSL RAW MDA1のおまけですが、納得できる音質でした。以前使っていたFiio K7に比べると分離感では劣りますが、HE400seは開放型にもかかわらず十分な低音を感じられ、聴いていて楽しいです。
音の良し悪しは自分の好みに合うかどうか
今回手を入れたのはアンプのFosi Audio V3 Monoの出力です。
今使っているスピーカーはFostexのFF165WKというフルレンジスピーカーとFT17Hというツイーターを組み合わせたものです。フルレンジの鳴り方はそのままにし、足りない高音を付け加えています。
ツイーターを使うにはコンデンサーで低音の信号をカットし、ツイーターが壊れるのを防ぎます。コンデンサの容量でカットする帯域を決めたり、アッテネーターと言われる音量調整機能を使って、スピーカー全体のバランスをとります。私は、アッテネーターを入れて音質が低下するなら、コンデンサーだけで調整してみようと、数種類のコンデンサーを試しましたが、最終的にClarItyCap CSAの1.5µFに決めました。
さて、アンプをFosi Audio V3 Monoに変えたことで高音が鳴らなくなりました。このアンプがある程度の評価があるのは中域の厚みがあって音場に立体感があるところだと感じます。音の分離が良く中域が強いので音場が広く感じます。高音が強いと音の指向性が強くなり、音場が平面になりがちで、立体感がなくなるように感じます。高級スピーカーはこのあたりのセッティングが上手くできているのだと思います。
オペアンプで音が変わるのかという疑問

Fosi Audio V3 Monoはオペアンプを変更できます。SMSL RAW MDA1は基盤に溶接されているので簡単には変更できません。ヘッドフォンで聞くDACの音はこれで良いので、アンプのオペアンプを変えてみようかと考えました。
AUDIO SCIENCE REVIEWというオーディオフォーラムではオペアンプの議論が盛んです。オペアンプで音が「変わる」派と「変わらない」派の戦いはあちこち戦火の炎を上げています。変わる派の意見としては
- 物理的に回路が変わるのだから音が変わる。
- 俺様が変わると感じたのだから変わる。
というもので、変わらない派の意見は
- 測定器を使っての結果が同じだから変わらない。
- 人の感覚はいい加減だから当てにならない。
というものでした。フォーラムを読むだけでは変わらない派の方に理があるように思いましたが、オペアンプの変更で音が変わらないと納得してしまうと、高音の改善について取れる対策が無くなってしまいます。
どのオペアンプに変更するかを調べて決める
買い求めやすい低価格のオペアンプに変え、音が変わるか試すことにします。どのオペアンプが好みの音になるのか皆目わからないので、自分の好みに変わればラッキーくらいに考え、気楽に交換しようと思いました
- 音質変更には4個必要になる
Fosi Audio V3 Monoには3つのオペアンプが使われていますが、そのうち1つはRCA入力に使われるようです。XLRバランス入力を使用する場合は1台につき2個x2の合計4個のオペアンプを必要とします - バイポーラ入力のオペアンプ
オペアンプには何種類かの入力形式があり、デフォルトのNE5532はバイポーラという入力形式になるので同じ形式のオペアンプを探します。 - 2回路のオペアンプ
オペアンプには1回路と2回路のものがあり、デフォルトのNE5532と同じ2回路を探します。 - ソケット形状に合うもの
同じ形のオペアンプを探します。基盤に直接ハンダで取り付けるタイプのオペアンプの場合は変換基盤が必要です。
メーカーのページを見ると
Fosi AudioのページにV3 Monoで使えるオペアンプの一覧がありました。

この中で、現在入手できる製品を探します。こういう類の製品は偽物が多いので、信用できる販売店を探します。すると、NFJ( North Flat Japan [株式会社ノースフラットジャパン])で表の中のLM4562が購入できるようです。すると、「よく一緒に購入されている商品」にOPA1612というオペアンプがありました。
どこかで見たことがある製品名と思い調べると、今使っているDACのSMSL RAW MDA1に採用されている製品です。オペアンプで音が変わるするなら、DACのヘッドフォン出力の音に近くなれば良いと思うのでOPA1612がV3 Monoで使えないか調べると、どうも使えそうです。という経緯でOPA1612を4個購入しました。
NFJのOPA1612の変換基盤は足がしっかりしているので差し込むのが簡単です。足を穴の位置に揃える作業がいらないのであっさりと作業は終わります。基盤に白い線で書いてある凹んだ図に合わせてオペアンプを取り付けると方向の間違いがないと思います。
オペアンプを変更したV3 Monoの音は変わったのか?
音はどうなったかと言うと、高音にかかっていたベールが取れて視界が良好になりました。高音が後ろに隠れたような感じも無くなり、全体の音数が増えたようにも聴こえます。NE5532の悪く言うとこもった感じ、よく言うと重厚な感じが無くなり音数が増え、明るくなりました。
もしかしたら、音は変わってないのかもしれません。4千円使ったので変わってもらわないと困るという思いがあり、音が変わって聴こえるのかもしれません。そうだとしても変わって聴こえるのならオペアンプを変えて良かったです。
現在の環境はサブウーファーを使っていて、サブウーファーにはDACから出力しています。このオペアンプの感想には低音については含まれていません。しかしながら、音の分離も音場の広さも文句の付けようがないと思うので、Fosi Audio V3 Monoのオペアンプを交換するならOPA1612を候補に加えてください。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。









