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七輪にぴったりの火起し達人 F-110を使って火起こしをする

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炭に火を付ける方法は着火剤を使う方法で良いのかなと、調べてみました。すると新聞紙を使うだけで炭に火を付ける方法を見つけました。

煙と灰と匂いが課題となる

「新聞紙 炭 着火」などで検索すると詳しく説明されているサイトが見つかると思うので、ここでは簡潔に説明します。

  1. 新聞紙を棒状に固くねじる
  2. 固くねじった新聞紙を「井」の形に組む
  3. 組んだ新聞紙の横と上に炭を乗せる
  4. 新聞紙に火を付ける
  5. そのまま触らずに待つ

着火剤を買わなくて済むし、新聞は毎日配達されるのでこれはとても良いと思い実行してみました。

実際にオガ炭に火が付きましたので、書かれている内容に偽りはありませんでした。しかしたいへん困ったことが一つありました。

それは「灰」。新聞の燃え残りが宙に舞うのです。

新聞の状態が良くなかったのか、火をつけた直後から結構な量の煙が出ます。しばらく立つと煙とともに灰と匂いが舞い始めます。新聞紙は思ったほどの速度では燃えずに10分以上灰と匂いを出し続けます。

煙は着火剤でも出るでしょうが、煙の匂いと灰はご近所迷惑ななってしまうかもしれません。また、七輪のような小さなコンロでは食材につく恐れがあると思い、途中で炭を出して七輪の掃除をしました。

火をつけてから15分ほど経った時点で炭には火がついていました。

新聞紙が燃え尽きるまで待てば灰は気にならなくなるのかもしれませんが、火を付けるたびにこの煙と灰と掃除に対応するのは嫌になるので、別の方法を探すことにしました。

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火起し達人 F-110を購入する

火起し達人 F-110は火起こし器と呼ばれる、炭に火を付けるための道具です。七輪で火をおこすイメージにうちわを使って風を送るものがありますが、火起こし器は煙突効果を利用して空気の流れを作り、酸素を供給して炭に火を付けるものです。

煙突効果(えんとつこうか)とは、煙突の中に外気より高温の空気がある時に、高温の空気は低温の空気より密度が低いため煙突内の空気に浮力が生じる結果、煙突下部の空気取り入れ口から外部の冷たい空気を煙突に引き入れながら暖かい空気が上昇する現象を言う。

Wikipediaより引用

大人数でバーベキューをする時にたくさんの炭を使うときに、この火起し達人 F-110では小さすぎると思います。

キャンプに持っていくときは、折り畳める火起こし器が良いと思います。

少量の炭の場合で折り畳まなくても良い場合は、熱によって壊れるまで使える火起し達人 F-110は使いやすいと思います。

炭焼き名人 F-110

本体以外にも炭ばさみ、軍手、割り箸が入っていました。割り箸は火を付ける燃料に使うそうです、説明書には新聞紙と割り箸を使って炭に着火する方法が書かれていました。

しかし、新聞紙は灰が飛ぶので使う気になりません。そこで着火剤をと火起し達人 F-110を使って炭に日をつけてみることにしました。

まずは七輪の目皿に着火剤を置きます。着火剤の量は一欠片だと炎が小さくて火がつく炭が少なくなってしまうようです。何度か試した結果、下の写真のように4辺並べることにしました。

七輪と着火剤

七輪に火起し達人 F-110を挿します。この七輪はキンカの9号ですがぴったり入ります。

七輪と火起こし達人

オガ炭を5cm位に折り、火起し達人 F-110の中にオガ炭の穴が上下方向に向くように並べます。煙突効果をより効果的に起こすために空気の流れを良くするためと、炭に炎が当たる面積を多くするためです。

いろいろある炭の中でオガ炭に決めた理由は下の記事で紹介しています。

オガ炭

七輪で使う炭は何が良いのか「オガ炭」に決まるまで

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また、オガ炭の中で国産の物の使った感想を下の投稿で書いていますので宜しければご覧ください。

国内産富士オガ炭

国内産富士オガ炭は鶏皮を焼いても炎が出ないオガ炭

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炭を縦に入れる

しばらくは着火剤の煙が出ますが、新聞紙の煙と違い匂いはひどくはありません。この着火剤は日本製で、湿っても着火性能に変化がありません。水に濡れても乾かせば同じように使えます。

着火剤

炭によって火の着きやすさに違いがあるのでこの着火剤の量が全てにおいて適量とは限りません、何度かご自分の環境で試せば良い分量が解ると思います。

着火剤の煙が消えたあともしばらく待ちます。火起し達人 F-110の丈夫に手をかざすと暖かい空気が登ってくる様子がわかります。そのまましばらく触らずに待ちましょう。

炎が見える

炭のおおよそ全体に火が回ってくると、火起し達人 F-110を通る空気のゴーという音が聞こえてきます。そこまで火が着けば炭ばさみを使って火起し達人 F-110を上へ引き抜き、炭を下へ落とします。

炭焼き達人を上に抜く

火起こし器の中で強く燃えていた炭の炎が、外に出したことで収まってきたら調理を始められます。

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最後に

炭に火を付けるだけなら多めに新聞紙をもやすことで可能ですが、煙、匂い、灰を考えるとおすすめできません。広々としたキャンプ場では良くても狭い住宅街では近所迷惑になってしまいます。

そこで火起し達人 F-110と匂いの少ない着火剤を使用して、できるだけ迷惑をかけないような着火方法を探しました。

ただしお使いの炭によっては、この方法では炭に火がつかなかったり、着火剤の量が多すぎたりする場合があると思います。ご自分の環境に合わせた最適な方法をお探しください。

最後までお読みくださり、誠にありがとうございます。

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このブログを書いている人

管理者 ほんだ

数多くあるブログの中で、このページをお読みくださりありがとうございます。このブログは、炭火で美味しいものを作ることを中心に、日々の趣味についてを文章にすることで、WordPressを使ってのWebページ作成を忘れないようにしています。熱帯魚の世話や野菜の栽培、Linuxについて興味のあることを、つたない文章で綴っています。兵庫県在住です。