Antigravity IDEからVSCodiumとAntigravity CLIの併用へ
Antigravity IDEが2.0になってから動作の不調が続いています。Manjaro KDE Plusmaではファイルを選択するとアプリの動作が停止し、KubuntuではAntigravity IDEを終了してもプロセスが1つ動作したままになり、他のアプリの起動の妨げになります。
Manjaroでは再起動すれば大抵は問題なく使えるようになりますし、Kubuntuでも終了しなければ問題はありません。しかし、VS Codeの派生アプリは生成AIを統合してからは以前の軽快な動作が鈍ったように感じていたので、軽快な動きのIDE(統合開発環境)を探してみました。
VSCodium
見つけたのがVSCodiumです。このアプリは生成AIが統合されておらず、テレメトリがデフォルトで無効になっているVS Codeと言えます。使ってみるとDreamweaverの動作が重くて嫌になり、VS Codeに乗り換えた当時を思い出します。動作が軽快でストレスを感じません。VSCodiumはオープンソースなのでソースコードが公開されており安全性を確かめられます。
アプリは以下のリンクから環境に合わせてダウンロードできます。https://github.com/VSCodium/vscodium/releases
Antigravity CLI
VSCodiumでAntigravityを使おうと思います。VS CodeでCopilotを使えば良いのですが、私の使い方が悪いのか相性が良くないのか、コーディングが上手く行きません。何度か試しましたが動作するコードができないので使用の継続を断念しました。Antigravity IDEは一回のやり取りで目的のコードを作成してくれるのでAntigravity IDEが使えないならAntigravity CLIを使おうと思います。
インストールは以下のリンクから行えます。https://antigravity.google/download#antigravity-cli
インストール後の設定
インストールデフォルトではGeminiは最新の最も高性能なモデルが動きます。そのまま使うと簡単なコード生成でも完成するまでに無料で利用できる枠を超えてしまう場合があります。使い切ってしまうと最長で1週間使えなくなるので、古いモデルで利用するのをおすすめします。
古いモデルは回答が出るまでの時間が短い上、回答も正確で回数も多く使えます。WordPressのテーマを作る程度なら3.1で十分です。

両方をインストールしたあとの設定方法と2回目以降の使用方法は以下のとおりです。
- 「ctlr + `」でターミナルウィンドウを開きます。
- ターミナルタブを右きリックし、パネルの位置を右に設定します。
- ターミナルに「agy」と入力します。
- 初回起動のみブラウザからGoogleアカウントにログインします。
- ターミナルに「/model」と入力しGeminiを最新から古いモデルに変更します。
- 終了するのはターミナルに「/exit」と入力し、2回目以降も起動するには「agy」と入力します。
初回のみ、ファイルを信用するか、使用情報を送信するか聞かれます。使用情報の送信は「[+]」の箇所でEnterキーを押すとプラスが消えるので、その状態でDoneを選ぶと送信しないように設定できます。
VSCodiumとAntigravity CLIの併用の良し悪し
VSCodiumとAntigravity CLIの併用の良い点は何より動作が軽快なことです。VSCodiumの軽快な動作のままにストレスなく作業ができます。一方、コードの自動補正は使えません。CSSのプロパティのつづりを適当に書いても直してくれるので便利でしたが、VSCodiumの機能拡張を代わりに使います。
Antigravity IDEが不具合なく動作してくれるのが理想ですが、どうにもならないのでVSCodiumとAntigravity CLIを組み合わせて使うことにしました。Antigravity IDEが普通に動かせるまでに時間はかからないでしょうから、それまではこの組み合わせを使用するつもりです。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。
