WiiM全機種比較!ストリーマーからアンプまで性能と測定値の評価
音楽のサブスクリプションサービスを受信するためにストリーマーが必要になります。スマホでも代用ができますが、急速に充電が減ったりと使い勝手が良くありません。ストリーマーが高価な製品だけならスマホを使うのも一つの方法です。しかし、WiiMのストリーマーを使えば安価で性能の良いストリーマー機能が手に入ります。
WiiM Homeアプリと製品のファームウェアは頻繁に更新され、新たな機能が加えられるのも使用していて楽しいです。他のメーカーから対抗機種が販売されるのではと思い観察していますが、高価な製品が殆どでライバルと呼べる安価な製品があまり見当たりませんので、現状ではWiiM一択だと思います。

目次
種類が増えるWiiM製品
私がWiiM Proを購入した時はWiiM製品は「Mini」「Pro」「Pro Plus」の3種類の販売でした。しばらくするとストリーマーだけでなくアンプ機能もある製品を扱うようになり種類が増えています。現在では下の表の様に多くの製品が販売されています。
| 機種名 | 機能 |
| Mini | ストリーマー |
| Pro | ストリーマー・DAC |
| Pro Plus | ストリーマー・DAC |
| Ultra | ストリーマー・DAC・プリアンプ |
| Amp | ストリーマー・DAC・アンプ |
| Vibelink Amp | DAC・アンプ |
| Amp Pro | ストリーマー・DAC・アンプ |
| Amp Ultra | ストリーマー・DAC・アンプ |
機能によって大まかに三種類に分類できます。
- ストリーマー
- ストリーマー・DAC
- ストリーマー・DAC・アンプ
ストリーマー・DAC・アンプの機能があれば一台でスピーカーから音を出せます。気に入っているアンプやDACがある場合はそれに合わせて機種を選ぶ形になります。それぞれの機種の評価についてはAudio Science Review (ASR) Forumによる測定結果を元にした評価を利用します。ASRでは四段階の評価を登録メンバーが投票しています。そのうち最高評価の割合を表記しています。
WiiM Mini
ASRの評価は42.1%です。評価が芳しくないのはアナログの入出力が使い物にならないからです。光デジタル出力に関しては歪とノイズがほぼ存在せず、音質のボトルネックになっていません。WiiM Miniを使うなら光デジタル出力だけを利用します。
データの受信はLanケーブルの接続はできず、Wifiだけです。光デジタルの規格上限が96kHzなので、Amazon Musicなどの24bit/192kHzのハイレゾは24bit/96kHzでの再生になります。
WiiM Pro
ASRの評価は12.6%です。低評価なのはMiniと同じくアナログ入出力が低性能だからです。WiiM Proも光デジタルと同軸デジタル出力を使います。Lanケーブルでの入力が可能です。無線と有線で聴き比べましたが、違いは感じませんでした。光出力を二回線使いたい場合はWiiM Proが良いでしょう。
WiiM Pro Plus
ASRの評価は81.4%です。WiiM Proの筐体はそのままにアナログ出力を強化し、リモコンを加えたのがWiiM Pro Plusです。アナログ性能が大幅に改善されているので評価が高いです。ストリーマとDAC性能がどちらも高いので、今までレコードを音源に使っていて、気に入ったアンプがあるのならWiiM Pro Plusを選ぶのが最適です。
WiiM Ultra
WiiM Ultra Streamer Preamp Review
ASRの評価は54.3%です。タッチスクリーンで操作可能になりレコードプレーヤーが接続できます。HDMI ARCとサブウファー出力を備えるので、ホームシアター環境の構築に向いています。WiiM製品には珍しくヘッドフォン出力がありますが、性能はそれほど良くありません。
DAC性能は申し分ないのですが、サブスクを楽しむだけならWiiM Pro Plusで良いでしょう。
WiiM Vibelink Amp
ASRの評価は38.1%です。WiiM製品なのにストリーマー機能がありません。アンプにはPFFB(Post Filter Feedback)を採用し負荷依存性が排除されています。デジタル入力を使えば高音質で音楽を楽しめますが、ストリーマーを含まないオーディオ機器ならあえてWiiMを選ぶ理由は無いように思います。
WiiM Amp
WiiM Amp Streaming Amplifier Review
ASRの評価は34.1%です。現代のオールインワンタイプでストリーマー・DAC・アンプのすべての機能が揃っていますが、アンプの性能があまり良くありません。負荷依存性が解決されていないので、高音域に歪みが見られます。ただ、この歪は人が不快に感じるほどのものではありません。
WiiM Amp Pro
WiiM Amp Pro Streaming Stereo Amplifier Review
ASRの評価は59.7%です。WiiM Ampの音質向上化バージョン。PFFB採用で20kHzまでほぼフラットの周波数特性です。全体的に高性能化されているので、WiiM Amp Ultraは価格が高すぎると思えばこちらでも十分に音楽を楽しめます。ASRでの測定結果を見るとPEEBの効果がほんの少し異なるだけで、測定誤差ほどの違いしか無いので、WiiM Amp Ultraとの音質差を感じられる人はいないと思います。セールで買えればさらに大きく価格が下がるので、よりコストパフォーマンスに優れた名機。
WiiM Amp Ultra
WiiM Amp Ultra Streaming Amplifier
ASRの評価は74.3%です。オールインワンにするとどれか一つの機能が足を引っ張ると全体の性能が下がります。WiiM Amp Ultraは性能が下がりやすいアンプを上手に作り込み、音質の低下を防ぎ、できるだけコストを掛けずに高性能を実現しています。
3.5インチのタッチパネルが必要なのかは人によりますが、小さな筐体でこの性能は驚くべきものがあります。WiiMの製品だけでなく、すべてのオールインワン機器の中でも最も高音質と思われる製品。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。







