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コンパクトボディWiiM Amp Ultra|測定値から見る高音質と機能の解説

サブスクを利用しスピーカーで音楽を鳴らすオーディオ機器は測定結果を重視し、ストリーマー、DACとアンプを別々に購入するのが無難です。

インターネットでデータが届いてから耳に届くまでのいくつかの処理で、一つでも性能の良くない機器があると、その良くない性能の音になるからです。劣化した信号を良い音に修正する技術はなく、いかにしてノイズを混ぜないか、歪ませないようにするかが鍵になります。

私もストリーマーはWiiM、DACはSMSL、アンプはFosi Audioと気に入ったオーディオ機器で音楽を楽しんでいますが、最近のオーディオ機器はは小型だとはいえ、機器の設置場所は考えないといけません。また、世の中に多くあるオーディオ機器から何を選ぶのか考えると、信頼できる測定結果を元にするしかないと考えています。近年のデジタルオーディオの技術は向上し、概ねひどい製品に当たることは無いとはいえ、とんでもない製品の存在も事実です。

私は必要な機能が一つの筐体にまとまっているオーディオ製品を探していたのですが、見つからなかったので現在の構成になりましたが、やっとすべての機能が高いレベルで一つになった製品を見つけることができました。

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目次
  1. WiiM Amp Ultraの特徴
  2. パーツと機能
  3. Post-Filter Feedback(PFFB)
  4. 気をつける点

WiiM Amp Ultraの特徴

サブスクの受信器をそれまでないほどの低価格の「WiiM Mini」を販売した「Linkplay Technology Inc.」はDACとアンプの機能を一台にまとめた「WiiM Amp Ultra」を発売しました。近年の低価格オーディオ機器は中心になる機能(DAC機能・アンプ機能)にチップを使っています。そのチップの性能が向上し、ノイズや歪のほとんど無い音を聞けるようになりました。

また、評判の良いチップは採用するメーカーが増えるので、価格帯が同じなら使っているチップは同じと考えて良いです。「WiiM Amp Ultra」は現在多くのメーカー採用している人気チップを採用しています。

ただ、同じ部品を使えば同じ音になるかというとそうではなく、実装方法が良くなければ測定結果に現れてしまいます。当ブログではオーディオ機器測定サイトとしてASR(Audio Science Review)を信頼しています。「WiiM Amp Ultra」の測定結果はWiiM Amp Ultra Streaming Amplifierに掲載されています。

ASRでは4段階でメンバーが評価を行っており、「WiiM Amp Ultra」は最高評価が75.2%と高くなっています。上でも述べましたが、複数の機能を一つにまとめたオーディオ機器は1つでも足を引っ張る機能があると、他の機能で回復ができません。すべてが高いレベルで作られないと高い評価は得られません。

パーツと機能

重要パーツのDACとアンプは現在の主流です。私の使っている機器と同じもので、多くの機器に使われて評価が高いです。アンプチップが2つ使われているのは左右のチャンネルを別の回路で処理することでノイズを減らし、ダイナミックレンジを広くする効果があります。

Bluetooth 5.3 LE Audioは今後主流になる技術です。音質はLDACに比べると低くCD音質を転送できません。ガラスのタッチスクリーンを搭載し直感的に操作可能です。高音質と並んで大きな特徴の一つが筐体のサイズです。約20cm四方というコンパクト筐体なので置き場所に困ることはないでしょう。

Post-Filter Feedback(PFFB)

「WiiM Amp Ultra」はD級アンプ、いわゆるデジタルアンプです。D級の特性である「負荷依存性」の解決が高音質化に必要になります。これはスピーカーのインピーダンス負荷によって高音域が歪む現象です。歪を補正しフラットな特性にする技術の一つが「PFFB」です。

「PFFB」以外にも同等の技術は存在しますが、「PFFB」の特徴は特許が切れているので、メーカーが採用しても販売価格に大きな影響が出ません。また、「PFFB」を使えば簡単にフラットになるとも限らず。実装がうまく行かない機器も存在します。「WiiM Amp Ultra」はASRのデータを見るとフラットに補正されています。

付け加えると、「負荷依存性」を補正しないD級アンプの音質が劣るとは言い切れません。人の聞こえる最高は20kHzなでですが、ほとんどの人の聞こえる範囲はもっと下の音域です。高音域の歪を感じられる人はごく少数です。

気をつける点

「WiiM Amp Ultra」には2点の留意すべきポイントがあります。

ヘッドフォン端子がない

ヘッドフォン端子がないので、ヘッドフォンを使うとするとBlietoothでつなぐしかありません。LDACなどの高音質コーデックの採用が不明で、どこまでの音質で使えるのかが分かりません。Bluetooth 5.3 LE Audioは今後の標準規格になると言われているだけで、それほど高音質ではありません。

USB-DACがない

パソコンで音楽を再生するには別途USB-DACが必要になります。USB-DACから光デジタルで出力します。「WiiM Amp Ultra」は光デジタルで24bit/192kHzまで使えると書いてありますが、光デジタルの規格上限は96kHzです。私のWiiMから光デジタルでDACに192kHzのデータを渡すと、シャーというノイズが発生します。96kHzと192kHzの差を分かる人はいないと思いますが、試したい場合に使えない可能性があります。

一般的なアンプに比べると機能が足りない部分もありますが、スマホ用のアプリの作りが良く、アップデートが頻繁にあり、新しく機能が追加されるWiiMを使い、サブスクでスピーカーを鳴らすと現状の最高音質で音楽を楽しめる「WiiM Amp Ultra」音楽好きには大きな魅力があると感じます。

WiiM Amp Ultra ステレオストリーミングアンプ HDMI ARC搭載…
WiiM Amp Ultra ステレオストリーミングアンプ HDMI ARC搭載 RoomFit対応 スペースグレー
Linkplay Technology Inc.
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最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。