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WiiM Mini実力解析!DACへ高純度なデジタルデータを送る手段

音楽のサブスクリプションサービスを利用しスピーカーやヘッドフォンで音を鳴らすために、スマートフォンやPCで音楽データを受信してDACへ送るか、専用の機器を使うことになります。インターネット回線経由でデジタルデータをそのままDACに送ることができれば、最低でもCD音質で楽しめる時代になりました。しかし、どの接続方法でも理想的な音質を得られるわけではありません。私が今まで試した接続方法の中で最も高音質に感じたのはWiiMを使った音楽再生方法です。

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目次
  1. 音楽データをDACに送る方法
  2. WiiM Miniの機能と評価
  3. WiiM Mini購入前の注意点

音楽データをDACに送る方法

できるだけ費用をかけずに、DACとアンプだけを使ってストリーミングを再生できないかと試したのですが、最終的にWiiM Proを購入しました。WiiMにたどり着くまでに試した主な方法は以下の様なものです。

まずはPCにSpotifyアプリをインストールしUSBでDACにデータを送りました。音場の広がり悪くはないですが楽器の分離が物足りないのと音にシャープさがありません。DaphileとVolumioは音楽再生専用のOSです。ある程度の性能のPCにインストールすれば高音質で音楽を再生できます。しかし、Spotifyプラグインは320kbpsまでの対応でロスレスは再生できません。これはロスレス音源の違法ダウンロードを防ぐための処置のようです。

当初Apple MusicをCD音質で聞くためにiPhoneのAirPlayを使用していましたが、iPhoneの充電がみるみるうちに減ってしまい、長い時間音楽を流し続けるのは難しかったです。

DACとアンプは気に入った製品を使っていたので、受信専用のストリーマーと言われる製品を探すとWiiMが見つかりました。また、当時使用していたDAC機能付きフルデジタルアンプはヘッドフォン出力に難があり、別にヘッドフォンアンプを使っていたので、デジタル出力が2系統あるWiiM Proを購入しましたが、現在の機器構成ならWiiM Miniを購入していたと思います。

WiiM Proを使った感想は音質がCDのように正確だというものです。それまでは気が付かなかったのですが、WiiMに比べると今までの音はごく僅かに揺れているようなボケたような不正確性を感じました。今回は日々の音楽の価値をより高めてくれる、ストリーマー機能だけを搭載したWiiM Miniの紹介です。

WiiM Miniの機能と評価

いつもオーディオ機器の測定値を参考にしている、Audio Science Review(ASR)でWiiM Miniの測定値と評価を見ます。WiiM Mini Review (Streamer)では4段階の評価の内で最上位が43%、続く2番目の評価が45.5%とあまり良くないように見えますが、これはアナログの入出力の音質が良くないからです。アナログの入出力はWiiM Proと同じくおまけ機能で、実用には耐えません。次に、WiiM Miniの入出力機能は以下のとおりです。

入力
  • WiFi(2.5G,5G)
  • Bluetooth 5.0
  • AirPlay 2
  • 3.5mmアナログAux
出力
  • 光デジタル(SPDIF)
  • 3.5mmアナログAux

アナログの入出力は3.5mmのAuxで同梱のRCA変換ケーブルを使いアンプと接続できます。しかし、前述のようにアナログ出力の音質は良くないので、WiiM MiniはWiFiでサブスクのデータを受信し光デジタル出力で使うのが唯一の使用方法です。ASRの測定値を見ると光デジタルの歪み率は両チャンネルとも「0.00001%」以下でSINADは「141dB」と、高音質と言う以上に元データに影響を与えないレベルです。WiiM Miniを使えば音質に影響を与えることなくサブスクのデータをDACに届けられます。

WiiMの音質以外の利点はWiiM Homeアプリの使いやすさと豊富な機能です。WiiM本体のコントロール以外でも、ヘッドフォンにAutoEQのデータを使いイコラーザーで補正をかけられます。デジタルデータでのイコライジングは音質劣化が無いので、違和感なく補正ができます。また、アプリの更新は頻繁でコミュニティフォーラムの要望を積極的に受け入れる姿勢があります。

WiiM Miniには以下の同梱物があり、他に購入することなく使用ができます。

WiiM Mini購入前の注意点

ストリーマーとしての性能は完全で、他のどの方法より正確な音楽データをDACに送れるWiiMですが、WiiM Miniを使用するにあたっての注意点があります。

MiniではProやPro PlusにあるLAN接続ができません。WiFiでの接続のみとなります。ただ、Proの有線LANは100Mbpsなので、音楽データの受信に高速な回線が必要というわけではなく、安定したWiFi環境であれば問題はないです。ProでWiFiと有線LANで聴き比べをしましたが、全く同じ音質でした。

同軸デジタルであれば無条件に24bit/192kHzのハイレゾ音源をDACに送れます。光デジタルの場合はDACが24bit/96kHzまでしか対応していない場合があります。DACが対応していない場合はWiiM Homeアプリの設定で24bit/96kHzの出力にすれば24bit/192kHzの楽曲は24bit/96kHzでDACに送れます。

MiniにはProにある12Vトリガーがありません。DACやアンプに12Vトリガーでスリープから起動する機能があれば、スマホで音楽を再生するとWiiMがスリープから起動し、トリガーでDACとアンプの電源が入いり、リモコンの操作をせずとも音楽再生が可能になります。Proには12Vトリガー端子はあるのですが、すべてのDACやアンプに対応しているわけではないので、必須の機能ではないかもしれません。

Chrome Castが使えませんが、支障はあまりないと思います。AirPlay2が使える利点はWiiMでは直接にApple Musicを扱えないので、AirPlay2経由でWiiMにデータを送れる点です。Androidの場合はAmazon MusicかSpotifyをWiiMで直接受信すればよいでしょう。

DAC機能と一緒になった製品がほとんどの中で、数少ないストリーマー機能のみのWiiM Miniです。性能の良いDACと自由に組み合わせて使うことで、ヘッドフォン出力の有無などのDACに求める機能を自由に選べます。USB DACの音質は環境に影響されますが、WiiMの音質は常に正確な音質を供給してくれます。

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