Daphile導入による音質変化とミニPC選び・音質向上の努力
長らくFostexの16cmフルレンジスピーカーを使い、PCから音楽を再生していました。もう少し低音と高音がほしいと思い、ツイーターとサブウーハーを追加したところ、音のレンジが広がって期待通りの効果を得られました。
目次
Daphileをインストールしようと考える
PCの音は、音楽以外もPMC-60というアンプを通してフルレンジスピーカーで聞いていたのですが、ツイーターを追加したところ、YouTubeの風の音などのノイズが、ツイーターからガンガン聞こえるようになりました。ツイーターのためのローカットコンデンサは音楽を聴くために容量を決めているので、YouTubeなどの場合は高音が強く出るようです。
そこで昔使っていた、LogitechのUSB給電で使える1000円台のスピーカーを倉庫から持ってきて使うことにしました。音楽のときはPMA-60を使い、それ以外はLogitechを使おうと考えたのです。しかし、思わぬ不具合に遭遇します。
PMA-60とUSBスピーカーの切り替えが上手く行きません。PMA-60に切り替えようとすると、ALSAはすでに使われているので再生できるデバイスがありません、という意味合いのエラーが出ます。そこで、音楽を再生するPCを別にして、メインのPCはLogitechだけをつなぎ、音楽を聴くときは新たに導入したPCを使うようしたいと思いました。
低予算でPCを探すことに
まずは予算を抑えることが大前提になります。よくあることなのですが、あることを閃いて実行したものの、すぐにもとに戻してしまうことを考えて、あまりお金は使わない方法を考えます。
はじめに思いついたのはRaspberry Piを使うことだったのですが、知らないうちに値段が上がっているようです。裸のまま使うわけも行かないし、ケースも用意するとなれば結構なお値段になります。もう少し安く、できたら一万円くらいでPCをが用意できないか探し始めることにします。新しく購入するPCの条件は下の通り。
- 発売から時間がっ経っている
- 処分価格
- コンパクトでファンレス
発売から時間がっ経っている
最新機種は性能が良いのですが、Linuxにドライバが無くてまともに動かないことが稀にあります。実際に体験したことなのですが、Ryzen APUのグラフィックドライバがカーネルに含まれなかったり、Bluetooth5.0ドングルがまともに動かなかったり、Razerのキーボードをコントロールするのにキーボードの発売から1年半かかったりします。無料で作ってくれるのを感謝して使用するだけの人間としては、遅いと文句を言えませんが、発売から時間が経たないと動かないのがLinuxなのです。
処分価格
Windows 10のサポート終了が迫ってきているので、11にアップグレードできないPCは処分価格で安く購入できるのではと思いました。
コンパクトでファンレス
大きなPCなら倉庫に1台動くものがあるのですが、今使っているPCの4倍ほどの体積があり、20cmのファンがついている大物になります。音のうるささや消費電力を考えて、どこにでも置けるように小さく、静かなものを探しました。

ZOTAC ZBOX PI225を購入
ZOTAC ZBOX PI225は大きさが2.5インチのSSDサイズでCPUはCeleron N3350、eMMCが32Gb、Micro SDスロットがあって、PC4Uで11800円でした。Micro SDカードは車のドライブレコーダー用に買ってあった128GBを使って、USB 2.0用のType B Type Cケーブルを新たに購入すれば、コンパクトに使えるようになりそうです。
ZOTAC ZBOX PI225にDaphileをインストールする
Daphileはキーボードやモニタは接続せずに別のPC、もしくはスマホなどで操作するヘッドレスOSです。私のようにLinuxのインストールは何度もやっているので余裕でできるし、説明なんていらないと、適当にやろうとすると失敗します(なかなかうまく行かず時間がかかりました)。下のサイトに書いてある通り作業すれば間違いはありません。
参考サイトはかなり時間が経過した情報ですが、実際にインストールすると同じ画像でした。Daphileの最新版は2025年5月にリリースされているのですが、UIには変化がないようです。
このミニPCは本体にUSB Type C端子が2つついていて、それにつなげられるハブが1つ同梱されています。ハブには2つのUSB Type A端子とHDMI端子がありますが、OSのインストール時にインストールメディアをつなげると外部機器は1つしか繋げられません。何回キーボードとトラックボールの接続を差し替えたかわかりません。大変面倒なインストール作業でした。

それから、インストール中などの負荷が高い時は気温が20℃で50℃弱まで上がるので、そのまま置くのではなくスタンドのようなものをダイソーで探してきました。実際に音楽を鳴らしているときは負荷がほとんど無いので、ほんのりと熱を感じる程度で電源は付けっぱなしにしています。

上の画像は左側のケーブルが給電用のUSBケーブル、右DACにつながるケーブルです。Daphileは内蔵eMMCにインストールして、音楽データは内蔵されたMicro SDスロットを利用しています。
肝心の音は?
WindowsからLinuxに買えた時、細かな音が聞こえるようになり、音のレンジが広がって感心して依頼、すっとLinuxを使ってきたのですが、今回の変化は比べ物にならないほど大きいものでした。変わった点は、音場がきれいに広がりました。モニタの真ん中から聞こえていた音が平面に広くなって、立体感も感じられるようになりました。

Jazzではツイーター追加の効果も重なり、ドラムのシンバルの音がきれいに聞こえるようになりました。ライドシンバルの打撃音だけでなく、響く音も聞こえるようになっています。解像度が格段に上がり、音場が広くなったおかげで多くの音を耳で拾えるようになりました。
昔使っていた、大きなオーディオセットで聴いた音を思い出します。16cmのフルレンジの口径が小さいせいで音場が広がらないと思っていたので、スピーカーを買い換えようと考えていたのですが、間違っていたと分かりました。
LinuxはUbuntu、Manjaro、Pop_OS!などで比べてみたのですが、音質に違いを感じませんでしたが、Daphileは全くの別物です。PCの知識が少し必要なので簡単にお勧めできないのですが、挑戦する価値があるほど普段使っているPCとは音が違います。調べれば答えは必ず見つかると思いますので、ご興味があれば一度お試しください。
サブウーファーの時と同じく、もっと早く導入すればよかったと思うばかりです。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。










