オーディオテクニカAT6099aと3種のインシュレーター比較
スピーカーを床やスピーカー台に直接置くと、スピーカーの振動が外部に伝わってしまい、音質にマイナスになると言われます。そこでスピーカーの下にインシュレーターと呼ばれる小さな物体を挟みます。インシュレーターとスピーカーの設置面積は狭いので、振動が他に伝わりにくくなります。
確かに、机の上にスピーカーを直接置くと低音が膨らむ感じを受けます。また、机を触ると机の振動が分かります。そのインシュレーターを今回新しくしました。
audio-technica AT6099aインシュレーター
新しいインシュレーターはaudio-technica AT6099aで、本体はステンレスの削り出し、クッション部分はSlimeFlextというウレタンが使われています。今まで使っていたAT6099はAT6099aと同じ形で、材質は真鍮、クッション部分がハネナイトとソルボセインです。

AT6099の方が材質が良いように思いますが、買い替えたのは見た目を変えたかったからです。真鍮とステンレスで音は変わらないだろうと考えたのと、AT6099はかなり長く使ったのもあったので新調しました。AT6099aは紙の箱に入り、ダンボールで作られた容器に収められていました。AT6099は透明のパッケージに入り、外から見られるようなパッケージだったと記憶しています。

今回は3種類のインシュレーターとインシュレーターを使わないゴム台だけの場合の音の感じ方を試そうと思います。測定機器を使わない私の直感なので、説得力皆無の感想に過ぎません。
3種類のインシュレータの音質を比べる
インシュレーターは以下の3製品です。いずれもオーディオテクニカの製品です。下の画像の左下がAT6098CK、上がAT6099、右下がAT6099aです。

AT6099
このAT6099を使って音質の調整をしたので、特に感想はありません。ツイーター用のコンデンサの選定、スピーカーの吸音材の量、サブウーファーの調整、WiiM Homeアプリでのイコライジング調整を経て好みの音質になりました。あえて言うなら形が気に入っています。確か3500円くらいで買えたと思うので、今になってみれば買って良かったと思えます。

ゴム台のみ
インシュレーターを使わずにゴムの台の上にスピーカーを直接に置きます。今使っているスピーカーはFOSTEXのフルレンジ専用のエンクロージャーで、バスレフタイプです。バスレフポートが机に近いと、音が机に反射するのか違和感を感じました。スピーカーの下に物を挟み、机との距離を開けるためにゴムの塊を探しました。

ただのゴムなので安いし、インシュレーターを4点で使ってもガタつきません。難点は匂いがきつく、なかなか治まりません。あとゴミがつきやすいです。汚れがひどくなったらガムテープを貼り付けます。ガムテープの粘着力でゴミを取ります。
音質は低音が強調されたように感じます。ただ大きくなったのではなく、締りが無くなったようです。ぼわーんと低音が鳴っている感じを受けます。
AT6098CK
AT6098CKのCKはコルクを表しています。購入後すぐにスピーカーが10cmのフルレンジから16cmのフルレンジに変わったので、ほぼ使っていないまま倉庫に入っていました。久しぶりに出して確認すると、コルクは購入当時のままで金属部分もサビはなく、さすがオーテクだと思いました。
幅23cm高さ45cmのスピーカーには小さく見えるので、AT6099を購入した記憶があります。音質というより見た目重視です。
AT6098CKに変える前がゴム台のみだったので違いが分かりやすいのか、中低音の音量が下がったように感じます。高音のシャキシャキした感じが強調されているのは中低音が減ったせいだと思います。

AT6099a
最後にAT6099aですが、いつもの聞き慣れた違和感のない音です。AT6099と同じ音に感じます。しっかり作られたスピーカーエンクロージャーではインシュレーターの材質で音質は変化しにくいと聞いたことがありますが、どんなエンクロージャーでも真鍮とステンレスの差を聞き分けられる人はほとんどいないのではないでしょうか。
音の感想はAT6099と同じで良かったというものしかありません。やはり、見た目が変わったのが嬉しいです。FOSTEXのフルレンジとツイーターはシルバー基調なので、統一感が出ました。ただそれだけのためにAT6099aを2セット購入したわけですが、趣味とはそういうものだと自分で納得しています。

最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。











