フルレンジFF165WKにツイーターFT17HとサブウーハーSA-CS9を追加する
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ある日、長い期間使っていたスピーカーケーブルを変えようと思いつきました。
Amazonベーシックのスピーカーケーブルを、ベルデンの白黒ケーブルに変更しました。スピーカーケーブルで音の違いがわかるような耳ではないので、おそらくベルデンの中では1番お安いケーブルだと思います。
サブウーハー端子を発見する
アンプの背面を何年ぶりかに見るとホコリで汚れているので掃除をしていると、サブウーハーと書かれた端子が1つ有る事に気が付きました。
ウーハーをつなぐのに1つでいいのだろうかと気になり調べてみることに。
すると、アクティブスピーカーによく有る2.1chスピーカーのように、スピーカーから出ない低音を補うのでウーハーは1つで良いらしいことがわかりました。低音の音自体は左右のスピーカーから出ているのでその量を補うのがサブウーハーの役目です。
低音には音の指向性がなく、どの方向から出ているか分からないので、適切な音量に設定すればフルレンジの定位感の良さは損なわれないことを知りました。
フルレンジがFOSTEXの物なので、同じメーカーで良いかなと思って見てみると、パッシブスピーカー用は20cmのもので8万円くらい、25cmの物だと13万円です。とてもじゃないですが手が出る値段ではありません。
ほんの少しだけ低音を足せれば満足なので、そこまで良いものは必要ありませんし、低価格のものを買って満足できなかったら、FOSTEXを考えようと思い、低価格のものを探すことに。
Amazon セールとイベント
冬の味覚ポイント高還元カニ特集 【期間限定】ダブルポイント祭りSONY SA-CS9を購入する

PMA-60のサブウーハー端子につながって低音が出れば何でも良いのです。そこで絞ったのがYAMAHAの製品と、今回購入したSONYのSA-CS9でした。
SA-CS9は入力信号に反応して、自動でスタンバイから復帰し、2分くらい信号が無いとスタンバイ状態になる点と、逆位相スイッチがある点が良かったので決めました。
Amazonで固くしまった音というレビューが多かったのもこれに決めた理由の1つです。
実際に使ってみるとスタンバイの復帰は確実に作動し、入力があれば復帰するので、電源は入れっぱなしで問題がありません。
音質に関してはスピーカーの低音の補助程度の音量の場合は、そこまで気にならないように思います。フルレンジスピーカーから重低音が出るように聞こえていて、その音に違和感は全くありません。
もっと早く買えばよかったと思います。
サブウーハーを直に床に置くと、床が震えて音がぼやけるのと、他の家族に迷惑なので、振動対策を考えなければなりません。
いつものように先人にアイデアを頂いて、小さい台車と防振ゴムを使い、低価格で完全に床への振動は伝わらなくなりました。
FT17Hを購入する

以前から感じていたのですが、フルレンジFF165WKの高音が聞こえにくくなったように思います。そこでツイーターの購入を考え始めました。
こちらもFOSTEXで探してみると、1番安いスーパーツイーターが2本で6万円を越していています。高いなと思いましたが、見た目がかっこよくて欲しいと思い始めた時に気がついたことがありました。
私にスーパーツイーターの高音が聞こえるのか
若い頃に大きな音で音楽を聴きすぎたせいで、音の大きいメタルのライブに行くとまともに聴こえないので、音量を下げるイヤホンをしないといけない私の耳に、スーパーツイーターは必要なのか。
YouTubeにあった、高音がどこまで聞こえるかテストをしてみると、9500Hzまでしか聴こえません、やはり私にはスーパーツイーターは要りませんでした。
高音を補うためにスーパーツイーターではなく普通のツイーターを購入しました。それがFOSTEXのFT17Hです。ツイーターの種類は色々あり、本当は聞いて、自分の好みを見つけるのが理想なのですが、FOSTEXのホーンツイーターで良しとしました。
コンデンサを決めるまで

ツイーターにはコンデンサをつなげる必要が有るとのことで、低音の信号をカットしないと最悪の場合ツイーターが壊れてしまうそうです。
ざっと調べた範囲では、コンデンサの容量によってローカットの具合が変わってくるらしいですが、測定グラフを見ると、ツイーターから出る音の大きさが変わるようにも思えます。
容量が大きいとツイーターの音が大きくなり、小さいと音が小さくなるようです。
FT17Hの説明書には20cmのフルレンジには1μFのコンデンサが良いように書かれていましたが、若干のコストはかかるものの自分で実際に試すことにします。FF165WKは16cmのフルレンジスピーカーですが、耳が良くない私には、大きめに音を出したほうが良いのかと思い、1.5μF・1μFの2種類のコンデンサを買ってみました。
まずは1μFを使ってみるとハイハットやシンバルの音が大きすぎます。チキチキシャンシャンと耳に付きます。もう少し容量の小さいコンデンサのほうが良いようです。

追加で0.82μF・0.68μFを購入して聴き比べた結果0.82μFを使うことに決めました。
はじめは1μFか1.5μFのどちらかで良いだろうと、なぜか思い込んでいたので、PARC Audioの黒とSOLENを購入したのですが、追加で買ったのはもしかしたら0.47μFになる可能性があったのでPARC Audioの黄色にしました。
まずは低価格で試して、決まったらもう少し良いものにしようと考えました。コンデンサによって音が変わるらしいのですが、1つ300円のコンデンサでも悪い音には聴こえません。
まあ、ケーブルを変えても音の違いは全然わからない耳なので、コンデンサの違いも分からないのかもしれません。それでも、今後何年か使うのでちょっと変わったものはものがないか探してみると、ClarityCap MRというコンデンサが高音の解像度が高いとのことで良さそうに思えました。
ただし、日本では売っているところを見つけられないのと、見つけられたとしてもとても高価です。安く変えたしても2つで1万円を超えそうです。無理です。
ClarityCap CSAの個人輸入

もう少し調べてみるとClarityCap CSAというのがMRに近い音で、比較的お安いそうです。0.82μFが1つ1800円ほどで売られていましたが、送料は別に必要のようでした。
そのお店では在庫を持たずに、海外から取り寄せるらしいので、もしかすると個人でも海外から購入できるのではと考えて探したところhificollectiveというお店で購入できました。
ClarityCap CSA 0.82μFが2つで13.42£、送料が追跡番号付きメール便が7.75£、合計21.17£、日本円で約3500円でした。
hificollectiveに売られているコンデンサを見ると日本製が結構な数あります。PCの電源では日本製コンデンサを売りにしていたりするので、日本製が良いように思っていましたが、hificollectiveで売られている日本製フィルムコンデンサは日本では単体では売られていなかったり、商品の在庫がなかったりと、探しても見つかりませんでした。
日本からイギリス製のコンデンサを個人輸入しているかと思えば、イギリスの人は日本製のコンデンサを輸入して使っているのですね。
私は日本製で容量が0.82μFのフィルムコンデンサをかなりの時間探したのですが、2つだけ買える所はとうとう見つかりませんでした。
オーディオフィルムコンデンサを探そうとしても日本語の情報ではほとんどが海外製品で、PARC Audioが例外的に存在している状況なので仕方がないのかもしれません。
注文したコンデンサはドイツからの発送で、12日間で無事我が家に届きました。月曜日に配達されたので、土日の配達が日本郵政がやっていない事から、10日間程度で配達される可能性もあります。
ClarityCap CSAの音について
PARC Audioの黄色いコンデンサと比べると、シンバルとハイハットの解像度が上がったような気がします。ジョワーンと鳴っていたシンバルがシャーンとなる感じがしますが、本当にそうなのか自信はありません。
PARCのシンバルの音にほんの少しのクセを感じていたのが、気にならなくなった程度でしょうか。良くなったと感じるのは、わざわざ個人輸入したものが良いもので無い訳がないとの思い込みのせいかもしれませんが。
どちらのほうが良いかと聞かれたら、ClarityCap CSAと答えるでしょうが、PARC Audioが良くないわけではありません。SOLENも含めて聴き比べましたが、コンデンサによって劇的に音が変わるものではないので、完全に自己満足で選べばよいのでしょう。
最後までお読みくださり、誠にありがとうございます。
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