低音の干渉音を消すために2way化とバスレフポートの閉鎖工作
サブウーファーを使い始めてから低音のノイズに悩まされていましたが、その原因はフルレンジスピーカーのバスレフポートからの音とサブウーファーの音との干渉でした。スポンジを丸めてバスレフポートを塞ぐと「ジャー」という不快な音は無くなりました。
使わないバスレフポートとツイーターの大きさ
ある時に、バスレフポートとスピーカーの上に置いていたツイーターの大きさが同じくらいだと気がついて、測るとツイーターが数ミリ小さく、ちょうどツイーターがバスレフポートに入りそうです。フルレンジのバスレフポートは不要ないので外し、そこにツイーターを付けることにしました。

まずはバスレフポートが綺麗に外れるかを試します。外れた後のバスレフポートの取り付け口の形状が分からないので、もしツイーターの取り付けができない場合は、穴を塞ぐ方法を考えなければなりませんが、穴を塞ぐだけなら方法は色々ありそうなので、バスレフポートは外す事にします。
スピーカーを外し、バスレフポートを触ってみると、しっかりと固定されていています。壊れないように左右に動かしてみるとスピーカーボックスの表面はポートと接着されていない事が分かりました。恐れていたのは、全部が接着されていて、無理に外すと表面の化粧が剥がれてしまうことでした。表面が接着されていないのなら力ずくで外せば良いので、ポートを下から叩くと上に抜けました。
プラスチックで作られたポートとスピーカーボックスのMDFはボンドで接着されてはおらず、隙間にボンドが入り固まることで固定されていました。

ポートが外れた穴にツイーターを当ててみると、測って作ったのかと思うほどぴったりです。
ツイーターの固定方法を考える
ただし、このままではネジを使ってツイーターの固定ができません。まずは固定の方法を考えます。
- スポンジで隙間を埋める。
- 裏に木材を当ててネジ止めをする。
適当なスポンジを隙間に入れて固定できないだろうかと思いましたが。裏からの引っ張る力が無いので固定はできませんでした、これは想像していたのですぐに諦めました。ツイーターのネジ穴からネジがまっすぐ入りそうなので、穴を開けた木をツイーターの後側に配しナットで止める方法を考えました。
ツイーターを覆う形で木片を組み、ドリルで穴を開けた下駄状のものを工作します。程よい大きさの木片を探すとダイソーに売っていました。15mmx30mmx90mmの木片を購入し、下駄の足とします。

ここで課題が1つあり、これを固定する為のボルトの長さははMDFを2枚重ねたとして、20mm+30mm+12mmで70mm必要になります。できたらステンレスの黒色が欲しかったのですが、かなり大きなホームセンターでもメッキのシルバーしかありませんでした。
ステンレスの黒色の短いボルトを高ナットで繋ぐ方法もありますが、コストが上がりすぎるのと、見えないスピーカーの中の作業はできるだけ減らしたいので、とりあえずシルバーのメッキを購入し、思ったように付けられるか試します。
ツイーターを実際につけようとすると、どうもボルトはほんの少し内側に向いてしか入らないようで、直下に5mmの穴を空けても4本のボルトは穴に入りません。10mmのワッシャーで固定できたら良いので、穴を6mmにすると全てのボルトが穴に入りました。
圧着端子と工具を用意する
ツイーターを接続するスピーカーケーブルのプラス側ににコンデンサーを挟んで配線しなければなりません。一般的にはケーブルとコンデンサをはんだて繋ぐようですが、今までに一度もはんだを使ったことがありません。

他に方法がないかと調べると圧着工具と圧着端子を使えば私にでも簡単に接続できそうです。圧着ははんだと電気的接続が同じ強さがあるようで、正規の工具を使えば音質に問題はでないでしょう。

今回一番困ったのはフルレンジのスピーカーの端子が外れないことでした。通常であれば引っ張れば外れるのですが、まったくびくともしません、年のせいで細かいものが見えないのでどうなっているかもわからず、虫眼鏡を探して見ると小さな突起が引っかかりを作っていて外れないようでした。
その部分を尖ったもので押しながら引っ張るとスルッと抜けました。次に外す時にも苦労しそうなのと端子が黒く汚れていたので、フルレンジスピーカーとスピーカーケーブルの接続も圧着端子を使い、ネジ止めできるようにしました。
完成した感想と音を出してみて
コストを抑えられ、工作の制度が上がったのはダイソーで買えるもので乗り切れたからです。木をまっすぐに切ったり穴を垂直に空けるのは工具と技術が必要ですが、ダイソーの木片のおかげで思ったように工作できました。
このスピーカーは70cmの高さのPCデスクに置いているのですが、スピーカーから音を出すときは、少し離れたソファーから聴いています。ツイーターが耳の高さに近づいたことで、高音がより細かく聞こえるようになりました。BK165WBはすでに生産終了で、後継のBK165WB2も生産終了のようなので、おすすめしますと言えませんが、対費用効果の相当に高い2wayスピーカーができたと思います。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。










