RCAとXLR徹底比較!音質・特徴・選び方を実体験で解説
音楽を楽しむためのアンプを買い替えた時に、アンプとDACを3ピンのケーブルで接続ができることを知りました。今まではDAC機能とアンプ機能が一体になったフルデジタルアンプを使っていたので、アナログでの接続に気を使うことがありませんでした。
3ピンの接続はマイクに使われるXLR接続ケーブルを使います。XLRケーブルの利点はノイズが乗りにくいことで、ケーブルが長くなればその効果が大きくなります。ノイズが少ない分XLR接続のほうが音質が上かと思いきや、そうとも言い切れないらしいです。そこで、RCA接続とXLR接続のどちらが音質が良いのかを調べた結果、使っている機材の仕様によって答えが変わることがわかりました。
RCA接続とXLR接続について

それぞれの接続方法について調べます。
RCA接続
- 一般的にアンバランス接続(不平衡接続)で使用される。
- 主にオーディオ機器(アンプ、スピーカー、CDプレーヤーなど)に採用される。
- 2本のケーブル(信号線+グランド)で構成される。
- コネクタの形状は円筒状で、中心のピンが信号、外側のリングがグランド。
- 家庭用オーディオ機器に広く普及しており、対応機器が多い。
- コネクタがシンプルで接続が容易。
- ケーブルや機器のコストが比較的安価。
- アンバランス接続のため、ノイズに弱く、長距離伝送には不向き。
- 接点が露出しているため、接触不良が起こりやすい。
XLR接続
- プロ仕様の音響機器やレコーディング機器で多用されるバランス接続(平衡接続)。
- 3本のケーブル(ホット、コールド、グランド)で構成され、ノイズを低減する設計。
- コネクタは円形で、ロック機構がついているため抜けにくい。
- 長距離伝送に適している。
- ノイズ耐性が高い(バランス接続のため、電磁ノイズの影響を受けにくい)。
- 長距離伝送が可能(スタジオやライブ会場などで広く使われる)。
- 接続が安定している(ロック機構があり、誤って抜ける心配が少ない)。
- RCAに比べるとコネクタやケーブルが大きく、取り回しにくい。
- 一般家庭のオーディオ機器では対応していないことが多い。
- RCAよりもコストが高い。
どちらが良いのか調べると
RCA接続とXLR接続の違いについての意見を調べました。
- 2mまではRCA接続が良い。アンバランスからバランスに変換する音質低下と、ケーブルの長さによるノイズの兼ね合い。
- ケーブルの構造がシンプルなRCA接続のほうが音質が良い。
通常はDACやアンプではアンバランス信号を処理をしているので、バランス信号に変換している分、音質が落ちるという意見や、XLR接続のノイズに強くする伝送方法が音質の低下を招くという意見がありました。
確かに、RCA接続はノイズに弱いが、家庭内で使う長さだと気にする必要は無さそうです。今使っているDACの仕様を見ると、RCA接続のSN比が「127dB」XLR接続が「132dB」と、一見すると差があるよに見えますが人の聴力では聞き分けは不可能なのでどちらの接続方法でも良いように思います。
実際に聴き比べをする
自分の環境で聴き比べをします。RCAケーブルはWiiM Proに同梱されているもの、XLRケーブルはサウンドハウスCLASSIC PRO/HMX010ハイエンド・マイクケーブルという1mのケーブルです。
RCA接続を聴いた感想
音の良し悪しの感じ方は個人の感覚が全てなので、私がどう感じたかを述べます。アンプのRCA入力には入力レベルの切り替えがあります。音量が大きい方を選ぶと若干の音割れが感じられるので、レベルの低い方で音楽を聞いてみると、特に違和感はなくきれいに聞こえますが、少し高音がこもっているような感じがします。
XLR接続を聴いた感想
XLRに接続につなぎ直して同じ曲を聞いてみると、RCA接続にあった高音のこもりが無くなり、解像度と音場の広がりも更に良くなって聴こえます。
評判と逆の結果に
先に調べた他の方の意見とは反対の意見になりました。これは理由があり、アンプのRCAから入力されたアンバランス信号をバランス信号に変換しているからだと思われます。
V3 Monoにはオペアンプが3つありますが、オペアンプを1つ変えるとしたらどれでしょうか?というページで「位置1のオペアンプは、RCAからのアンバランス信号をバランス信号に変換します。」との記述があり、このアンプはバランス信号を処理していることが分かります。変換用の回路を使わないほうが音質の低下の可能性がなくなるような気もします。
DACのほうはAUDIO SCIENCE REVIEWによると「5.3 ボルトのフル出力を使用するとパフォーマンスが向上します。」とあり、これはXLR接続を指します。仕様書を見るとRCA出力が「2.5Vrms」XLR出力が「5.2Vrms」と記載されています。
実際に音を聴いて確かめて、好みの方を選ぶのが最良の選択肢だと思いますが、現代の音響機器の内部はバランス信号を使っているのを知り、技術は進んで’るのだと感心しました。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。











