ミニトマト栽培の工夫と失敗・土のう袋利用のメリットと課題[2023]
2023年4月上旬
4月下旬頃に植えるのが良いそうですが、今年は暖かく、ホームセンターのチラシにミニトマトの苗が載っていたので、少し早いですが植えることにしました。
そら豆とスナップエンドウを育てて分かったのは、プランターで育てる場合はできるだけ大きなものを使ったほうが良いということでした。苗に対して土が少ないと、大きく育たないのはもちろんのこと、水やりや病気を抑えるのも難しくなります。
土のう袋を使った袋栽培
野菜用の大きなプランターを買えれば良いのですが、結構なお値段がします。代わりになるものがないだろうかと探してみると、土のう袋が使えそうです。白い土嚢袋の弱点は紫外線に弱いことで、すぐにボロボロになって使えなくなるようですが、紫外線対策された黒い土のう袋なら数年は使えます。
私が購入した土のう袋は3年使えると書いてありましたし、Amazonでは5年使えるものも販売されています。価格も1枚100円くらいなので購入しやすく、使わないときは小さく畳めるなど便利に使えそうです。しっかりしたプランターを買ったほうが長く使えて、結果的には低コストになる可能性もありますが、とりあえずは大きな栽培用の袋が用意できました。
土の再利用と植え付けの準備

今回も使い終わった土を黒色のビニール袋に入れ、日光で殺菌した土を再利用して使います。大きな黒いビニール袋が2つ庭にあったので、ミニトマトは2株植えられるだろうと作業を始めましたが、2つのうちの1つは赤玉土が粘土のようになったものが入っていました。トロ舟ビオトープでタニシの具合が悪くなってしまって、赤玉土を取り出し、大磯砂に変えたときの土です。最近のことですが覚えていませんでした。
赤玉土でも使えないことはないのですが、割合があまり多いと水はけが悪く、栽培には向かないでしょう。そこで、腐葉土を一袋と使用済み土に混ぜて使う再生用の土という製品を購入し、すべてを混ぜ合わせると、土のう袋に3袋分の土ができたので、ミニトマトの苗を3株買いに行きました。再生用の土には有機物が配合されているようで、黄色い塊は米ぬかのように見えます。今後、米ぬかが手に入るようなら使ってみようと思います。
混ぜ終わった土にはいつものようにカキ殻石灰とマグァンプK中粒を適当に混ぜてあります。プランターで栽培する場合は路地と違い、土の中に微生物がほとんどいません。その場合は有機肥料より化学肥料を使ったほうが野菜の育ち方が良いように思います。
苗はよく見て買いましょう

今までは売れ残りの中から苗を選ぶことが多かったですが、4月上旬のホームセンターではミニトマトの苗はほとんど売れていませんでした。選び放題の状況にも関わらず虫の付いた苗を買ってしまったようで、下から何本かの葉っぱに黒い点がたくさん付いています。おそらくダニの一種のようですが、見れば分かるのに何をしてるんだかがっかりしてしまいます。
細菌による病気なら植えずに破棄するところですが、調べてみると葉ダニと呼ばれるものが付いているようなので、ひどい葉は取り除いて植えることにしました。我が家では無農薬で植えるとハモグリバエが葉を食べ尽くしてしまうので、ダントツ粒剤を株の下に撒いてから植えます。ダニが原因なら農薬によって死滅するので、黒い点はこれ以上広がることはないでしょう。
植え付けてから17日後
1本の苗は数日後に花が咲きました。もう二本も花目が出てきているので肥料の量もちょうど良さそうです。あまり肥料が多いとトマトは花が咲かない事があるらしいので、マグァンプKは控えめに入れました。


まだ植えてから3週間ほどですが、苗の成長は早く、上に伸び茎も太くなっています。今回はたっぷりと土を用意できたので、多めに収穫ができたらと思います。
2023年5月下旬
ミニトマトの苗を購入したときに、種類が多くて何を選べば良いのか分からないので、甘そうなものを買ったのですが、シュガープラムは生育が良く1.5m育っている状態で、第8花房まで花芽が出ています。

クリスピートマトも同じく1.5m程度に成長して、第5花房まで花芽が出ていますが、第1家房の実の付き方はしっかりしています。

ミニトマトの2株には、病気予防のために殺菌剤を散布したのですが、どうも量が多すぎたようで、葉っぱの元気がなくなったように見えます。だめにしてしまったかと思ったのですが、成長点は伸び続けているので、なんとか生きてくれているようです。
何事も初めてなので、殺菌剤の種類も含め、量や使い方などの経験が必要だと思います。追肥も遅れてしまったようで、先の成長が止まった様になって、慌てて液肥を与えたところ、次の日にはだいぶ伸びていました。新たに、マイガーデンベジフルを追加しました。
ミニトマトの成長が止まってしまう
2023年6月下旬
完熟させたミニトマトはとても甘く、一度に多くは採れませんが、味や皮の薄さは満足できるものです。収穫が始まったと喜んでいた矢先、急に株の成長が止まってしまいます。あっという間に1.5mほどまで伸びていた株が、伸びるのをやめてしまいました原因は正確にはわからないのですが、おそらく
- 殺菌剤の濃度が濃かった、または量が多すぎた
- 肥料が合っていなかった
上のどちらかが原因だと思われます。殺菌剤については、小規模での散布する際の量がわからなかったので仕方がないのですが、次回があるならば、薄めを少量使おうと思います。肥料については赤く大きな実ができていたので、おそらく失敗の原因ではないと思います。マイガーデンベジフルは徐々に溶けるタイプの肥料なので、肥料焼けは起こりにくいと思います。
成長が止まる前に、2本のうちの1株が尻腐れ病になっていまい、カルシウム不足が原因だということでリキダスを散布したところ、それ以上の尻腐れ病の拡大は防ぐことができました。株の上への成長が止まり、それまでについていた実のうち大きくなっていたものは、次第に赤くなり、食べられるミニトマトになってくれましたが、まだ小さい実は大きくならずに落ちてしまいました。
諦めていたら再度成長し始める
今年のミニトマトはこれで終わりだなと思っていると、赤くなった大きな実をほとんど収穫し終わり、小さい実が無くなった株はまた上に伸びだし、花が咲き、実をつけ始めました。
今回の反省
- 情報がないといえ、殺菌剤の散布が適当すぎた
- 雨のかかりすぎを気にして軒下で育てた
- 土のう袋栽培は水やりがしにくい
梅雨時期のうどんこ病を恐れて、殺菌剤を散布したのは間違ってないと思うのですが、もっと簡単なスプレータイプで販売されているもので良かったと思います。今回、ホームセンターで購入したのは素人向きではなかったかもしれません。
トマト類に雨は大敵だということで軒下で栽培していたのですが、日光の当たる時間が短くなっていたのかもしれません。プランターの上にシートを掛け、雨水を入らなくすれば、もっと日の当たる場所におけるのではないかと思います。大きな野菜用のプランターの値段が高いので、安く買える紫外線対策された土のう袋を使ってミニトマトの栽培をしたのですが、土のう袋は水を全体に行き渡らせるのが難しいのかもしれません。
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