土のう袋を使ったそら豆の栽培全工程[2023-2024]
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今年の春はそら豆とスナップエンドウを育てました。
収穫期にスーパーに行くと、スナップエンドウはたくさん並んでいたのですが、そら豆は見ることがありませんでした。なので今年はそら豆だけを育てようと思います。スナップエンドウはスーパーで購入しようと思います。
昨年の反省ポイント
そら豆を育てるのは昨年が初めてで、何もわからずにネットの情報を頼りに育てたのですが、やはり経験してみないとわからない事柄がありました。
今年は昨年の間違ったことや、知り得たことを活かして、土のう袋を使って収穫増を目指したいと思います。
- 軒下に置いて日照不足
- 殺菌剤を使わずにうどんこ病
- 小さすぎるプランター
水をコントロールしないプランターでの栽培だと根腐れしてしまうかと心配して、軒下の雨がかかりにくい場所にプランターを並べていたのですが、雨がかかりにくいのと同時に、日光も当たりにくくなっていました。
殺菌剤を散布すると病気の予防になることも知らなかったので、日が当たりにくいのと、殺菌しなかったことの両方でサビ病とうどんこ病になったように思います。
野菜の栽培方法をネットで調べると、アブラムシは手で取るなど、ほとんどが無農薬での栽培の情報になります。
私は無農薬や有機栽培に興味が一切ないので、薬の使い方や化学肥料のやり方は自分で試しながら会得していこうと思っています。
昨年の一番の反省は20リットルのプランターに2株のそら豆を植えてしまったことです。
Youtubeで60cm標準プランター(高さが20cmくらい)でそら豆が育てられると言うのを見て、2株植えたのですが、素人がプロのまねはできないことを思い知りました。
ミニトマトやきゅうりを育てて思ったのは、土は多ければ多いほど良いという事です。今使っている土のう袋だと土の量は30リットルほど入りますが、このくらいが土の量の最低ラインだと思われます。

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古い土の再生作業
ミニトマトを半年間育てた土は、固くなっているので腐葉土を追加します。腐葉土を含めて下記のものを適量混ぜます。
- 古い土
- 再生材
- 腐葉土
- かきがら石灰
- マグァンプK
- 土のう袋
本当はミニトマトのときに使った米ぬかを加えたかったのですがホームセンターには売ってなかったので今回は無しです。
再生材は袋に書かれている規定の量に比べると遥かに少ないですが、バクテリアや細菌類は増殖するので大丈夫でしょう。
売られている野菜の栽培用の土はふかふかですが、豆類はそれほど肥沃な土でなくても良いので4:1の割合で腐葉土を混ぜてみます。

最大の心配は連作障害
豆類のなかでもそら豆は連作障害が強く出るらしく、1度植えた場所には4年間は植えてはいけないと書かれているのを見ます。
ただし、連作障害を予防する方策はあるらしく、畑の場合だと土を混ぜて日光によって消毒をしたり、薬剤や熱湯による殺菌作業を行うことで、予防できるそうです。
そこで、今年の春に豆類の栽培が終わったあとで、栽培に使った土は黒いビニール袋に入れて水をたっぷり入れ、まずは酸欠による殺菌をし、袋を閉じて今回使うまで庭の日当たりの良い場所に放置しました。
これで殺菌ができていなくて連作障害が起きた場合は、来年は薬剤を使おうと思います。
今年は5株のそら豆を栽培できそうです。11月に入って苗がホームセンターに並んだら買ってこようと思います。
10月下旬
苗の植え付け
有機石灰を使っているので再生土に腐葉土を混ぜた日に植え付けられるとは思うのですが、早めに土の用意をして1ヶ月間程度の時間をおきました。
10月下旬の休日に近くのホームセンターにそら豆の苗を買いに向かうと、すでに売り切れていて1つも売られていませんでした。
今から種を植えても間に合うかどうか考えながら何件かのホームセンターを回ると、ちょうど用意していた土のう袋の数と同じ5本の苗が残っている所があったので購入できました。
昨年植えたそら豆の苗ははノーブランドの「そら豆」とだけ書かれたもので価格は1本100円でした。今年は昨年そら豆栽培に使った土を、ビニール袋で殺菌したものを使うので、連作障害で育たなかった場合を考えて、安い苗を使いたかったのですが、売ってないものは仕方がありません。

プラスチックのポットから簡単に抜けるよう全体に水をかけてしばらく放置です。
大きめの穴を土に入れ、ハモグリバエの対策としてダントツ粒状を2g穴に入れてから苗を植えます。

芽が30cmほどあるので折れないように支え棒を使います。画像のものはダイソーの菜箸だったと思います。
植え付けた直後は芽に元気がなくフニャッとしていますが、次の日に芽のさきは真上を向き、色も濃くなっていたので、一まずは安心です。
元肥は、少しのマグァンプKと腐葉土だけなのですが、最初の水やりにはリキダスを混ぜて与えてみました。
11月上旬
主枝の摘芯
今回買ったそら豆の苗は最後まで残っていた苗のせいか、種から生えている主枝は苗を買った時点で30cm位まで伸びていました。
植え付けた日には苗の色も薄くて苗に力はなかったのですが、数日で垂れていた苗はまっすぐ上に伸び、色も濃くなりました。

5株の苗の全てに脇芽が生え、多いものではすでに2本生えているので主枝の摘芯を行うことにします。

主枝の先だけを切り落とし、殆どを残します。昨年は主枝の摘芯をすることを知らず、知って切り落としたときには、立派な脇芽が生えていたので、最初の摘芯で根本から落としたのですが、今年はまずは先だけを落とし、脇芽が育った12月の下旬に根本から切ろうと思っています。
12月上旬
気温が下がり冬らしなってきました。
そら豆は徐々に脇芽が育っており、素人目ですが順調に育っているように見えます。この時期は特に手を入れる作業は無く、土が乾燥していると水をやり、雑草が目に付くと取り除く程度です。

今のところは連作が原因で成長に障害が出ている様には見えないので、このまま育ってほしいです。
収穫ができるまで更新します。
最後までお読みくださり、誠にありがとうございます。
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