45リットルのプランターで育てるそら豆の栽培記録[2025-2026]
今年もそら豆を育てます。おそらく4年目になる間、収穫はあったものの、上手く育てられたと満足できたことが一度もなく、土が少なすぎたり病気になったりと思わぬ事態に困っていました。今回こそは今までの失敗を活かし、大粒のそら豆を多く収穫したいです。
栽培に使う土は多いほうが良い
畑で栽培できない場合はプランターを使うしか無いのですが、プランターの大きさで根の成長量が決まります。根が必要量に満たないと植物は成長しません。特に実を収穫する場合は土の深さと量が必要になるようです。土が足りないと、そら豆の場合は最初につく実は大きいけれど後になるほど小さくなりますし、きゅうりは古いつるや葉を切り取らないと実が成りません。
今までは20リットルの土で栽培していましたが、そら豆は上手く行けそうですが、きゅうりは土が足りないようです。思い切ってホームセンターで樹木用の45リットルのプランターを購入しました。
化学肥料の元肥は入れない
プランターでは有機肥料は使えないように思います。地植えに比べて水の流れがあるので、有効な肥料に変わるまでに流れ出てしまいます。化学肥料は即効性があるのでプランターでも有効です。
そら豆に元肥はつかいません。元肥を入れると秋の気温で成長しすぎるので、2週間に1回の頻度で1000倍に薄めた液肥を与えます。
春を迎える前に
3月の上旬に殺菌剤を散布し化学肥料を与えます。殺菌剤はジマンダイセン水和剤を使用しています。ジマンダイセン水和剤は微粒子が植物を覆い、病原菌の侵入を防ぐという殺菌剤で毒性が低く、家庭でも比較的安全に使えます。昨年初めてジマンダイセン水和剤を使用しましたが、それまで出ていた赤い斑点はでませんでした。
暖かくなると急激にそら豆が成長するので、それに合わせて化学肥料を与えます。豆類はあまり肥料を必要としないので与えすぎないように気をつけます。
摘芯について
プランターでそら豆を育てると、それほど高く成長しないので、摘芯の必要は無いとの情報を試しましたが、あっという間に1m以上に成長し、雨の日に倒れてしまいました。茎の成長に栄養が取られ実が大きくならないのと、どうせ5〜6箇所より上の花には実が付かないので摘芯はするべきだと思いました。
摘花ではなく摘果する
そら豆の花は多いと1箇所に4つの花を咲かせます。しかし、実を大きくするためには多くの実を残せません。特にプランターでは適度に間引かないと小さい実が多く採れることになります。間引きの方法は実が3つ以上なっている箇所は小さいものから取り除き、1箇所に付き2つの実を残します。
花を取る方法も有るようですが、花が実になるか分からないので、確実に実を取ったほうが良いと思います。
そら豆の苗を植える
10月末にそら豆の苗を植えました。黒い土嚢袋に入れて夏を越した土は匂いが消え、殺菌されています。その土に有機石灰と土のリサイクル材を混ぜます。苗を植え付けるための穴にハモグリバエやアブラムシ対策のためのダントツ粒剤を適量入れます。

苗を植えた後に棒を立て苗が倒れないようにし、水をたっぷり与えます。そら豆に使う土は水はけの良さと石灰によってpHを調整していれば育てやすい野菜です。水やりと追肥に気をつけて春を迎えたいです。

12月末のそら豆の様子
10月に植え付けて12月末までの世話は水やりだけです。熱帯魚水槽の水交換の時に水やりをするので、5日〜6日ごとです。

大きなプランターで土の量がかつてないほどに増えたせいか、葉の大きさも最大に育ちました。大きなプランターは3つ用意しており、虫に食べられたり枯れた場合に備えて一株予備で育てているのですが、土嚢袋で育つ予備のそら豆はかなり小さいです。
3月から5月の収穫まで
水やりだけを続けていましたが、3月に入ると茎の数が増えすぎてしまいました。そこで、太い茎を6本残し、それ以外は根本から切ります。寒い時期から多くの数の花が咲いていたので、実が付くのか心配しましたが、ほとんどの花に実が付きました。

化学肥料一掴みより少ない位を一株ごとに与えます。実が成長しだした頃に花が咲いている箇所を6段残し、茎の先端、成長する部分を切り落とします。
4月の中旬頃から茎の下の実が大きくなり下を向いたら収穫します。早めに収穫するとさやから取り出した実が柔らかいです。この頃から茎が実の重さで傾きだしました。以前の土の量では実の数が少ないか、たくさん成っても大きくならないかだったので、茎が倒れる心配はなかったのですが、今年は対処しないといけないようです。
プランターに棒を立てて荷造り紐で茎を倒れないように囲みました。45リットルのプランターなので水やりは数日に一回で済むかと思いきや昨年と同じく2日に一度の水やりが必要でした。

5月の初旬まで収穫が続きました。天ぷらにしたりさやのまま焼いていただきました。そら豆は虫や病気に強く育てやすいのですが、収穫した実の鮮度が落ちるのが早いので流通量が少ないです。収穫した日に調理でき、ほとんど手入れが不要でプランターで育てられる家庭菜園向きの野菜です。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。
