そら豆栽培の栽培記録と病害対策・再生土の太陽熱消毒まで
何かプランターで育てられる野菜が無いだろうかと、ホームセンターを探していると、そら豆の苗がありました。
そういえば最近スーパーでそら豆を見かけなくなったように思います。知らべてみると、豆は連作障害に気をつければ比較的栽培しやすい野菜だと分かりました。品種名の無い苗だと1株100円で買えるので、プランターでそら豆の栽培に挑戦します。我が家の庭はハモグリバエの被害がひどいので、葉がしっかりしていて比較的ハモグリバエに強そうなそら豆は良い選択ではないかと思います。
目次
2022年10月・植え付ける
20リットル入るプランターに、いつものように再生した土・腐葉土・マグァンプK・カキ殻石灰を適当に混ぜ、ホームセンターで購入したそら豆の苗を植え付けます。そら豆は脇芽がたくさん生え、脇芽に実が付きやすいので、脇芽の成長を見守ります。
12月・そら豆の主枝を根本からカットする
貝殻石灰と少量のマグァンプKを加えた土に苗を植えただけなのですが、プランターに2株植えたのは間違えたと思います。1株でも土の量が足りないような気がしますが、このまま様子を見ます。
そら豆の苗は成長しすぎると枯れやすくなってしまうようですが、わが家のそら豆は脇芽が4本出ていて成長がとても速いように感じます。主枝を切ることで脇芽を成長させて収量を増やせることをYouTubeで今日知ったので、すでに遅いのかもしれませんが切りました。

育ちすぎて良くない状態なのか全く分かりません。肥料はあまりたくさん入れてないように思うのですが、入れすぎると茎や葉だけが育ってしまい実が成りにくくなるそうです。

見た感じではきれいな色で元気に育っているように思うので、現時点ではこれで良しとしますが、寒波が来ることがあれば防寒対策を取ろうと思います。
2023年1月・あまり変化のないそら豆
ここ兵庫県南部で近年は雪が降っても積もることは無く、自動車のタイヤも夏タイヤのままで過ごせるような地域です。しかし今月の下旬の寒波では雪が積もってしまい、気温も氷点下5度を下回るような日がありました。
そら豆は寒波で寒くなった日のみビニール袋をかけて寒さを凌ぎましたが、ダメージは受けなかったようです。先月と比べるとさほど成長はないように見えますが、緑が濃くなり茎が太くなっているので、春に向けて土の中では成長を続けているのでしょう。今の所アブラムシは付いていません。
ハモグリバエの心配をしながらも対策を決めかねていたのですが、きれいな緑色に育つそら豆を見て、ハモグリバエ対策に農薬を使う決心をしました。春になって被害が出る前に対策をします。
2月・整枝と土寄せ
同時に栽培しているスナップエンドウと一緒にダントツ粒剤という農薬を使いハモグリバエ対策を行います。

ダントツ粒剤はハモグリバエに効果が強いようで、使い始めてからハモグリバエの被害はありません。効果は2ヶ月なので使用回数の指示に従い追加して使っています。
太い枝を5本残して、それ以外は根本から切り落とし、今後に枝が生えないように、残した枝が倒れにくいように土寄せを行いました。後から分かったことですがプランターで土寄せは必要ありませんでした。土を足したとしても、プランターでは大した高さには盛れませんし、土が増えると水やりが難しくなります。プランターの場合は土寄せは行わず、脇芽が生えるたびに切り取るほうが良いです。

3月・そら豆の成長点を切り取る
春が近づくに連れそら豆の成長する勢いがましています。
そら豆は一株で70から90の実が収穫できるとの記載が多くあるので、プランターの場合は地植えよりすくなるだろうと考えて50を上限に考えることにします。
最初に豆から生えた主枝を、脇芽が生えたあとに切り取って5本のわき芽を残しました。5本の枝に一箇所2個、5節に実をつけられるように調整します。花に実がつかない場合があるようなので花を摘むのではなく、実の成長を見て小さい実を取り除いて数の調整をしようと思います。
枝に花が5節咲いた時点で、成長点を切ります。成長点を切っても残った部分が大きく成長しています。成長点を切ることで栄養が実の成長に回るそうです。ただし、花が咲いた5節の上の2節の葉を残したほうが良いという考えもあるようです。今回は5節の花の上で成長点を切っています。
そら豆の水やり
地植えとプランターで一番の違いは水やりで、3月下旬の晴れた日だと毎日の水やりが必要になります。そら豆は水が足りないと葉が下に垂れるので、水切れが分かりやすいです。
4月・そら豆にできた赤い点々
4月に入って気温が上がってきました。そら豆は赤い点々が葉に現れています。こちらもうどんこ病と同じくカビの一種が広がっているようで、暖かくなる前に殺菌剤を散布して予防をするそうです。
ただ、すでに感染してしまった植物の薬を見つけることができなかったので、気休め程度ですが木酢液を希釈してそら豆にも撒きました。成長の止まったスナップエンドウとは違い、そら豆の莢は大きくなっているようなので、このまま様子見をしようと思います。

木酢液の散布後は大きくなっている莢もありますが、全て順調に育っている訳ではありません。茎の上の方の莢は小さいままなので、これから大きくなるのか、それとも小さいままなのか気になる所です。今回分かったことは、4月になって気温が上がる前に病気の予防処置を取るべきだということです。
そら豆の花は茎の1節に4つくらい咲きますが、莢が4つつくとは限りません。今年の我が家のように株に対して土の量が少ないと、莢の量は自然と少なくなるようです。
5月・成長が止まる
そら豆は病気のせいもあり、成長が止まってしまいました。

赤いサビのようなものが葉に目立つようになってから、500倍に薄めた木酢液を週に1回散布したところ、赤い点は増えなかったのですが、画像のように元気がなくなってしまいました。かなり薄めているので木酢液のが原因ではないと思うのですが、枝先の小さな莢は黒くなり、大きな莢も成長が止まっています。
栽培を終えての反省
小さすぎるプランター
そら豆はプランターから土を取り出したところ、根で一杯になっている有様で、これでは成長できないなと感じました。
土壌が酸性に傾いた?
これは調べた訳ではないのですが、10月に植えて4月になるまでに雨のせいで酸性度が強くなったのではないかと推察しています。豆類は酸性に弱いとのことでしたので、有機石灰を多めに入れたつもりでしたが長期間の間の雨で、石灰分がなくなってしまったのではと思います。
有機石灰は追加もできるので、数ヶ月後に加えると良いのかもしれません。本来は測定器で測って調整するべきでしょう。
再利用のためにプランターの土を殺菌する
野菜を植えるたびにホームセンターで土を買えません。何十リットルの土を処分できる場所は我が家の小さな庭にはありません。
そこで、太陽熱消毒をおこない害虫と病原菌をできるだけ減らし、連作障害を起こりにくくしたいと思います。畑で太陽熱消毒を行う場合は黒いビニールをかけて土の温度を上げるそうですが、プランターの土は量が少ないので、ビニール袋に入れて庭に放置しています。

まずは丈夫なシートの上にプランターの土を取り出して根を取り除きます。ふるいがあれば効率が良いのですが、手で取り除いても25リットル程度の土ならばすぐ終わります。たまに土の中にミミズがいるので、見つけたら庭の土に逃しています。

根を取り除くとサラサラの土が残ります。見た感じではこのまま使っても良さそうに思えますが、使う予定が無いので次の工程に移ります。

ビニール袋に土を入れ、水をできるだけたくさん入れ、袋をきつく縛って酸素が入らないようにすれば作業は終了です。この工程で気をつけているのは、袋を放置する場所で袋詰をすることです。以前は水道の蛇口がある場所で袋詰をしていて、水を入れてから陽のあたる場所に移動していましたが、運ぶ途中でビニールに穴を開けました。
今のビニール袋は薄いので、水を含んだ土を入れて運ぶと、指が当たる部分に穴が空きます。穴が開かないとしても結構重いので、陽を当てる場所で土と水を入れるようになりました。5月の下旬だというのにすでに夏のような気候になっているので、今の時期でも2ヶ月間放置していれば、中の水は蒸発し、サラサラの再生土になります。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。


