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ビオトープでヒメタニシを飼うのは難しい?グリーンウォーター活用法

タニシは田んぼのような栄養が多い泥がある環境を好みます。水中や泥に含まれる栄養を濾すようにして吸収したり、直接に口から食べます。また、貝類は貝殻が酸に弱いため酸性の環境を嫌います。このことから家庭で楽しむビオトープに向いている生物ではありません。特に赤玉土を使ったビオトープではタニシは飼育できません。

タニシが減ってしまう最大の原因は栄養不足だと思います。大磯砂を使い、水の交換を頻繁にしてもタニシの数は減ってしまいます。やはり透明な水の環境ではタニシの生存は厳しい事を数年間飼育して感じます。以下は実際にヒメタニシをなんとか飼育できていた頃の体験記です。

目次
  1. ビオトープでタニシが飼育できると思っていた頃
  2. タニシの餌をどうするか悩む
  3. グリーンウォーターを作る
  4. 潜っていたタニシが動くようになる
  5. カキ殻を少しづつ投入する
  6. 最後に

ビオトープでタニシが飼育できると思っていた頃

外でメダカを飼うことを決めたときに、タニシも一緒に飼いたいと思いました。

室内で熱帯魚を飼い始めた時にタニシを飼おうとしたのですが、生育に日光が必要で室内では無理のようです。メダカも室内で飼おうとしていたのですが、人工の照明では長生きできないということで、こちらも断念していたのですが、トロ船を使い庭で育てています。

タニシの餌をどうするか悩む

タニシなら田んぼに行けばたくさんいそうな気もしますが、勝手に取る訳にもいかないので買えるところを探してホームセンターを回ってみました。

地元だけでなく車で行けるところにはタニシは売ってなかったので、通販で買うことにしました。10匹で800円ほどだったと思いますが、送料無料の普通郵便でした。時期的にそこまで暑くなかったので大丈夫だったのか、ビニール袋に入れられたタニシたちは全員元気でビオトープの一員となってくれました。水合わせは特にせず、水温が冷たすぎないことだけを確かめてからビオトープに入れました。

タニシとミナミヌマエビ

ヒメタニシの飼育について日光不足と栄養供給を気をつける必要があることは調べていたので、対策をしようと思います。

日光不足については家の南側にビオトープを設置しているので問題ありません。餓死については、ビオトープに苔が生えるまでに餌を多めにやれば良いと思っていました。ビオトープに入れてすぐはウロウロ移動をしていたタニシが、2週間ほど経った頃にほぼ全部が睡蓮プランターの中に潜ってしまいました。夜になると出て動くのだろうと考えはしたのですが、少し心配になります。

そこでプレコの餌を買ってきてビオトープに入れてみました。先住者のミナミヌマエビは集まってくるもの、タニシは出てきません。心配は少しではなくなりました。

グリーンウォーターを作る

タニシは藻類を削り取って食べるだけでなく、水中の栄養分をろ過して食べることを知りました。水中に餌を入れる方法ならミナミヌマエビに取られることなく、タニシだけが食べられます。そこでグリーンウォーターを作ってビオトープに入れることにしました。

試しにビオトープの水をペットボトルに入れて見てみると完全に透明でした。水生植物を植えて水中の栄養を消費させようとしている環境では植物プランクトンが増えません。水は透明になるのですが、ヒメタニシの餌がほとんどいない飼育水となってしまいます。

グリーンウォーターを作るのは簡単で、ビオトープに入っている飼育水を透明なペットボトルに入れて、直射日光の当たるところに置くだけです。植物プランクトンが増えるために酸素が必要なので、ペットボトルに蓋をせずに1日に1回ペットボトルを振って酸素を混ぜます。

4月の日差しでも5日ほど経てばグリーンウォーターができるので、ビオトープに入れます。同じことを繰り返しているとビオトープの水も薄緑になります。試していないのですが、グリーンウォーターをビオトープに入れることを辞めると、もとの透明な水に戻ると思うので、定期的に入れるようにしています。

潜っていたタニシが動くようになる

グリーンウォーターを入れるようになってからしばらくして、タニシが外に出て動くようになりました。元気なったように見えますが、本当にそうかはわかりません。ただ気になるのは、下の写真のように殻の先が白くなっていることです。赤玉土は水を酸性に傾ける性質があって、タニシの殻が弱くなるようです。

カキ殻を少しづつ投入する

殻が溶けてしまっては可哀想なので、カキ殻をビオトープに入れることにしました。ただし、気を付けないといけないのは、大量にカキ殻を入れるとPHショックというのがおきてメダカが死んでしまいます。入れる時は少量入れることにしました。底砂を大磯砂に変更した上で、徐々にカキガラを入れることで、雨水や汚れによる飼育水の酸性化を防ぐ必要があります。

最後に

飼育経験がないので実際のところは分かりませんが、ビオトープで日本の野生にいる貝を飼育するなら、ヒメタニシではなくカワニナのほうが良いかもしれません。ただ単にビオトープの環境を良くするためならラムズホーンがおすすめです。寒さには強くないようですが全滅することは無さそうです。何より弱酸性でも平気ですし、糞にアンモニアが含まれていないので大量に増えても悪影響がありません。どんな環境でも増えるので気にかけることがほぼありません。

ただヒメタニシのように程々に増えるということはなく、何を食べてこんなに増えるのかと思うほど増えます。ミナミヌマエビほどではありませんが大量に繁殖します。

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