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[火起こしから]そら豆を炭火で焼く[消火まで]

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昨年の秋に植えたそら豆が収穫できました。思ったほどは採れませんでしたが、20さやほどのそら豆が完熟してくれました。

大きくなったそら豆

プランターで育てるそら豆の全記録[2022-2023]

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そこで今回は、収穫できたそら豆をしちりんを使って焼くことにしました。また、しちりんを使って調理する段取りを、最初から最後までお伝えしようと思います。

しちりんに炭を起こす

ガスバーナーと着火剤

まずは着火剤をしちりんの底に置いて火を付けます。上の画像のような割って使うタイプだと2片で良いと思います。1片だとたまに炭に火がつかないことがあるので、2片使うと安心です。

ゼリータイプの着火剤だと一度使った消し炭に塗ったものに着火すると良いです。

当初はキャンプ用のライターで着火剤に火を付けていましたが、風が強い場合は火がつけにくいので、現在はガスバーナーを使っています。カセットガスボンベに装着して使うタイプは、日本製のものが1600円程度で購入できます。風などお構いなしに1発で着火できるのでおすすめです。

火起こし達人F-110 としちりん

しちりんは地面の近くに空気の取り入れ口があるので、しちりんだけでも煙突効果があり、火起こしができますが、上の画像のような煙突を使えば、より効果的に時間も短縮した火起こしが可能です。

1年以上使っていて熱による変色はありますが、変形や痛みは無いので長く使えそうです。

着火剤に火を付けたらすぐに煙突をしちりんに立て、中に炭を炭バサミで入れます。

火起こし達人F-110から出る煙

炭に火がついていると煙の量が徐々に増え、しちりんが熱を持ち始めます。うまく行っているか気になるので覗きたくなりますが、炭によっては弾け飛ぶ場合があるので、覗くことはやめて、熱と煙をたよりに確かめるようにしています

岩手切炭とオガ炭

上が調理の準備のできたしちりんの画像です。黒い炭は岩手切炭、白くて長いのがオガ炭です。岩手切炭は焼き上がった食材に良い香りをつけるので、少しお高いですがおすすめの炭です。しかし、火起こしが難しいのでオガ炭と混ぜて使っています。

具体的には、オガ炭は一部に火がつけば火起こし器の中で全体に燃え移りますが、岩手切炭は燃え移ることがほとんどありません。岩手切炭が単体では火起こしが難しいので、2つを混ぜて使えばオガ炭の炎によって岩手切炭に比較的に早く火が回ります。

上の画像では岩手切炭に火がついていないように見えますが、この状態でもうちわで強くあおげば真っ赤になり、すでに火がついていることがわかります。

そら豆をしちりんで焼く

炭に完全に火がついたら、後は調理をするだけです。今回は庭で収穫したそら豆をそのまま焼きます。

しちりんに直接網を置いてもよいのですが、おすすめは上の画像のように5cmほど網をしちりんから離すものを利用することです。

焼ける面積が広くなるので、すこし大きなものでもしちりんで焼けます。

炭はガスと違って平均して熱が出ていません。場所によって火力の強弱が生じてしまいますので、焼きながら移動させると平均的に焼けます。

今回のそら豆では、右端のものを左端に移動させ、全体を右側にずらすことで位置が一つずれることになります。そら豆を片面5分間焼いたのですが、だいたい1分間に1回移動させ、裏返しても同じことを行います。

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炭を完全に消火する(重要)

家庭で炭火焼きを楽しむ上で最も重要なのが炭の消火作業です。

水をかけて炭の火が消えたと考えてはいけません。

炭の火による事故で多いのは、やけどと残り火による失火です。

炭にホースなどで水をかけると、白煙とともに大きな音がしていかにも火が消えたように思えてしまいます。しかし、水による熱の低下と酸素の供給遮断は一時的なもので、炭の中心部に火が残っている場合、炭にかかった水を蒸発させてしまい、再度完全に火がついた状態にもどりる恐れがあります。

良い炭になるほどに、火がつきにくくて消えにくくなります。

ですので、炭火の火を消す場合は、密封できて完全に酸素を遮断できる容器を使っています。コストは掛かりますが、安心できるのでぜひ用意してください。

最後までお読みくださり、誠にありがとうございます。

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このブログを書いている人

管理者 ほんだ

数多くあるブログの中で、このページをお読みくださりありがとうございます。このブログは、炭火で美味しいものを作ることを中心に、日々の趣味についてを文章にすることで、WordPressを使ってのWebページ作成を忘れないようにしています。熱帯魚の世話や野菜の栽培、Linuxについて興味のあることを、つたない文章で綴っています。兵庫県在住です。